祝『清盛以前』再刊。叡電文化講演会。

No.2639

 文理閣から刊行された高橋昌明『【増補改訂】清盛以前 伊勢平氏の興隆』を、山岡さんを通じてようやく手にすることが出来ました。高橋先生、ありがとうございました。「あとがき」には、山本君や平田さんへの謝辞も。日本史研究会大会書籍販売の会場における高橋先生のうれしそうなお姿は、HP「平安京探偵団」をご参照下さい。
 中世武士論・院政期政治史・中世前期社会史etc.および『平家物語』を研究しようとされている方は必備必読でしょう。旧版に加筆・修正・削除などが加えられた上に、新稿も付されているので、旧版をお持ちの方も、この増補改訂版は備え置く必要ありです。発行部数1000部とのことですから、『平安時代史事典』の二の舞を演じないように、ご注意!

 本日の叡電文化講演会には、160名ほどの方が聴講にお出でくださったとのことです。田中さん・山岡さん・野口君も、せっかくの日曜の朝を犠牲にして来てくれてありがとうございました。末松さんも受付ありがとうございました。
 小生の話。例によって「義経役は岡村氏(注:ナイナイの)がよい」とか、つまらぬ脱線を繰り返したために、時間不足となり、鶴岡八幡宮社頭における静御前の舞に頼朝が激怒し、政子にたしなめられたという、十八番をお聞かせできなかったのが心残りです。田中さんをはじめ、御来聴ゼミメンバーの忌憚のないご感想をいただければ幸いです。
 しかし、本日、最大の収穫は、もう一人の講演者である京都精華大学の堤邦彦先生と意気投合したことです。なにしろ、叡電作成の「人相書」に顔を並べた間柄。もはや戦友同様という次第です。末松さんのご縁もあり、末永く宜しくお願いいたします。

☆ 日本史研究会大会開催の前日、岩田君が気象警報発令に際しての仏教大学の対応に関する情報をMLで流してくれました。こういう気の利いた細やかな心遣いこそ、ゼミの「ボーイズ」に期待されるところなのです。さすがは、スターバックスの(いや、関学の)岩田君だと、感心した次第です。

Re: 祝『清盛以前』再刊。叡電文化講演会。

No.2640

野口先生、公演お疲れ様でした。
学会の都合で、残念ながら聴きに行けませんでした。
どうも申し訳ありません。次の機会にはぜひ聴かせていただきます。

『清盛以前』は、今日の大会で購入できました。
この機会を逃してはなるまいと、休憩時間の15分で走って買いに行きました。
帰りに電車の中で読み直していたのですが、
さっそく今度する発表に使えるデータを見つけました。
まことに霊験あらたかです(笑)。

>岩田さん
情報提供、本当にありがとうございました。
こちらは、とにかくやる内容しか考えていなかったので…
お恥ずかしい限りです。

本来このレスとして書くのは不適当なのですが、
日本史研大会のことも出ておりますので…
この二日間、ゼミの皆様にも多数ご来場いただきありがとうございました。
今後の皆さんのご研究に活かしていただければ、
運営にあたったものとしても幸いです。

いたみいります

岩田慎平
No.2641

>野口先生 昨日は〈叡電文化講演会〉、お疲れさまでした。僕は佛教大に出掛けていたのですが、こういう催しが文化を生存させるのだと信じたいです。
 台風情報のことは、過分のお褒めに与りまして恐縮です。東日本は甚大な被害を被ったそうですが、京都は普通の雨で済みましたね。

>佐伯さん 日本史研究会大会の研究委員のお仕事、本当にお疲れさまでした。会場では、いつものよく通るお声を響かせておられましたね。お知らせしました台風情報は、結果的に無用なお知らせとなって何よりでしたね。

三連休~

No.2642

野口先生>昨日の叡電文化講演会、お疲れ様でした。当日は会場へ聴きに行けず残念でした。すみません。
それと「清盛以前」、私も9日の日本史研究会でGetいたしました。(一番のりは岩田さんにとられてしまいましたが・・・☆笑)
売り場では高橋先生にもお目にかかることができ、いつもこのBBSを見てくださっているとのこと。
高橋先生、ぜひ「こっそりの閲覧」のみならず書き込みもよろしくお願いしますね♪

佐伯さん>運営委員のお仕事、お疲れさまでした。
当日はいくつも今後に役立ちそうな収穫がありました♪これも委員として走り回っておられる佐伯さんをはじめとするスタッフの皆様のお陰ですね。ありがとうございました。

岩田さん>台風情報、ありがとうございました。我が家は山なので、行けるのかどうなのか躊躇していたところだったので岩田さんからの情報提供はとても役に立ちました。ありがとうございました。

******
9日の日本史研究会では佐藤弘夫先生、平雅行先生・・・と卒論でお世話になっている参考文献の著者ご本人らをはじめて間近で拝見しました☆講演の内容はもちろん、そうしたあこがれ(!)の先生方を目の前にしてミーハー根性丸出しでお恥ずかしい話なのですが、思わず遠くから手を合わせてしまいました(ご利益があるといいな♪)
中間報告まであと二日・・・たった5分の発表ですが、頑張ります。_(^^;)ゞ

叡電文化講演会、そして『清盛以前』!

No.2643

野口先生
 講演会お疲れさまでした。講演会場が少々遠いのもあり、寝坊をしては大変!と思いながら早起きをして会場へ向かいました。堤先生の「叡電沿線の伝説をめぐって」というご講演が最初でしたが、先日、数百年ぶりに道成寺へ鐘が里帰りした事で話題になった木野妙満寺をはじめ、源頼光と鬼同(童)丸の伝承を持つ頼光橋、小町寺の異名を持ち小野小町の伝承を持つ補陀落寺など江戸期の絵本や浮世絵を挙げながら、「メディアが介在することによって、伝承がどのように増幅されるか」というテーマのお話に、夢中になってメモをとりました。次の野口先生のお話も、先日の研究会に続いて2度目に聞いたのですが、とても楽しく拝聴することができました。いつものように沢山の先行研究を紹介しながら、義経の事跡を出生から奥州落ちにかけて追い、在京時の義経に対する政治的な評価を見直すというお話は、やっぱり1時間ではとても短かったように思います。ああ、先週聞いておいてよかった!!と密かに思いました(堤先生のお話ももっと聞きたかったです)。休憩時間には孝子先生とも久しぶりにたくさんお話をする事が出来ましたし、伝承文学も歴史学も大好きな私としては、大満足で充実した日曜日の朝を過ごすことができました。
 会場も、両先生ともに割と専門的なお話も多かったにも関わらず、時々笑いもある和やかな雰囲気で、熱心にメモを取っておられる来聴者も多かったように思います。私と同じように大満足された方も多かったのではないでしょうか。
 末松さんもお疲れさまでした。今度の研究会での発表を楽しみに待っています♪

>その他、日本史研究会大会へ参加および運営された皆様
 それぞれにお疲れさまでした☆台風への心配はなかったものの、土曜日は雨も降って大変だったのではないでしょうか。9日は行きたかったのですが、残念ながら仕事がありいけませんでした。山岡さんと門屋氏から少し聞きましたが、またそれぞれのお話を聞かせてください。

※『清盛以前』私も無事に購入しました!(門屋氏おつかいありがとう)昨日は友達宅に泊まっていたので、今日これから早速に読もうと思います。もちろん「復刊ドットコム」へは私も投票しましたので★
 そして、陰ながら密かにこのページをご覧になっているという高橋先生、再刊おめでとうございますそしてありがとうございます。あとがきを早くも読んでしまいましたが、『清盛以後』楽しみにしております。

国宝「日本史研究会大会参詣曼陀羅」

No.2644

 永富さんの書き込みを読んでいて、頭に浮かんだ言葉が上のタイトルです。阪大や東北大の先生方を拝し、教典ならぬ研究書を手にして、きっと大きな御利益にあずかれることと思いますよ。
  
 昨日、講演会の帰りに堤先生の愛車トヨタ・ヴィッツ(品川ナンバー)の中でうかがったお話ですが(なぜか野口洋平君も乗っていたのであった)、先頃の伝承文学会で学界デビューをとげた末松さんが、当日の朝、宿泊していたホテルの近くで、例のごとくお稲荷さんを発見。近寄ってみると、なんとこれが「末松稲荷」であったとのこと。これを祥瑞と言わずして、なんと申しましょうか。末松さんの研究者としての人生は、お稲荷さんによって保証された証のようです。何か、堤先生の御研究ジャンルのエピソードの再生産を教え子がされているようでもあり、美談とも言えましょうか。
 
 この話を聞いて感動した小生と野口君は、なぜか国際会館前の王将で餃子定食を食べることとなり、小生は久方ぶりの「一人前」(王将の一人前は普通より多いですけどね)に、老化による胃の縮小を実感させられたのでした。

 >佐伯君  大会のお仕事、ごくろうさまでした。台風が迫ったりして、とても大変だったことと思います。実際、経験してみないと裏方の苦労はわかりません。ほんとうに永富さんのいわれる通りです。
 それから、もし時間があったら、13日の例会、薗田さんの御報告を聴きに来て頂ければ幸いです。
 このこと、このHPをご覧になっている、中世、とくに鎌倉時代を専攻されている京都市内、いや関西圏、いや全国各地の院生の方々も同様です。遠慮無くおいで下さい。場所は京都女子大学宗教・文化研究所の共同研究室(L校舎3F)、18:00からです。

Re: 祝『清盛以前』再刊。叡電文化講演会。

No.2645

私もこっそり日本史研究会大会に行ってまいりました。土曜日学校が終わってからで、後の2つしか聞けなかったので誰にもお会いできませんでした・・・。(残念)
わたくしも『清盛以前』入手しました。今読んでいる『源義経 流浪の勇者』の次に読もうと思います。
佐伯さん>当日はお会いできませんでしたが運営おつかれさまでした。

野口先生>講演お疲れ様でした。行くことが出来ず残念でした。ただ、当日公募推薦(たぶん)のセミナーで精華大に行ってた生徒から「大学に年配の方がたくさんいた!」という報告を受け、きっと盛況だったに違いないと思った次第です。(笑)

Re: 祝『清盛以前』再刊。叡電文化講演会。

平田樹理
No.2646

野口先生>昨日はご講演お疲れ様でした。
駆けつけることができず、申し訳ありませんでした。
皆さんのご報告を聞いている限り、盛況だったようで何よりです。

 日本史研究会の方も盛況で、著名な研究者の方々をはじめ、とても多くの方が会場に足を運んでおられました。
その中で、運営その他のお仕事をされていた佐伯さん、二日間本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
 
 また、話題の『清盛以前』ですが、中身も外観もパワーアップして新たに甦り、本当に嬉しいです。
皆さん、ぜひご一読ください(宣伝?)。

Re: 祝『清盛以前』再刊。叡電文化講演会。

No.2648

>野口先生
 講演会お疲れ様でした。想像以上の参加者で驚きました。田中さんと待ち合わせをした出町柳の叡電の改札口で同じはがきを持った方を多く見かけました。一時間という時間が短い!、もっと聞きたい!と思うご講演でした。先週のお話を聞くことができなかったため、なおさらです。
 
 『清盛以前』私も購入しました。読み始めたばかりですが・・・。今回、野口先生のお使いをしました。なんだか初めてのお使いみたいで楽しかったです。本が雨で濡れないようにビニール袋二枚持参しました。

>岩田さん
 台風情報の連絡ありがとうございます。万が一に備えることは大切です☆

>佐伯さん
 お仕事お疲れ様でした。例会にぜひお越しください。
 
☆今週水曜日18:00より共同研究室で薗田さんのご報告があります。多くの方の参加をお待ちしております。

『清盛以前』早くも品切れの勢いか?

No.2650

 >山岡さん 「初めてのお使い」、ありがとうございました。ビニール袋の御用意、かくあるべしです。これからも、頼りにしています。

 >平田さん・山本君 進学後、一年もしない間に恩師の著書に名前を載せて頂けるなんぞ、うらやましい限りです。とくに山本君には、数ヶ月前までは垂涎の書だった訳ですから、感慨一入ではないでしょうか(夢みたいな話ですね)。

 >田中さん 佐伯君がくしくも「公演」と書いてくれていますが(変換ミスだとは思いますが)、小生、このところ研究発表でも面白さ(悪く言えば、ウケねらい)を心がけておりますので、会場の「笑い」はうれしい限りでした。ときに「失笑」とか、「いたたまれない静寂」という報復をうけることもございますが。
 
 >門屋君 京都精華大はOA入試関係の行事だったようです。この大学は、さすがに人文・芸術系の大学だけあって、小生が学生だった時代のような、明るい自由さを感じました。
 
 >永富さん・服部さん 金曜の卒論中間発表、しっかりやってください。論文の意図するところ(問題意識)を明確に押し出せるように。永富さん、山国隊の行事、京北町としては今年が最後になってしまいましたね。いかがでしたか?

 >前川佳代さん 服部さんが卒論で「源義経と平泉」をテーマにされるそうですから、御教示をよろしく。
 
 >山内さん ゼミ旅行の計画、よろしくお願いします。八井さんが協力してくれるでしょう。

 >谷垣さん 『紫苑』の担当とのこと、よろしくお願いします。
 
 >立花さん・尻池さん 例会、史料講読会、たくさんのお仲間をさそって、どしどし御参加下さい。

 >廣瀬さん 例会・史料講読会の方もぜひどうぞ。それから、ゼミの運営について山岡さんへの御助力も期待しています。
 
 >長村君 小生、残念ながら参加できませんが、河内源氏ツアーおよび鉄道研究会設立記念「酒呑童子の会」の幹事、頑張ってください。

 ☆ 何度も書いていますが、明後日の薗田さん(京都府立大院生)の御報告、院生・学部生を問わずふるって御参加ください。とくに史学科4回生には、研究報告や論文執筆の方法を学ぶ上でも良い機会だと思います。  

 >高橋昌明先生 上記のごとく、当ゼミメンバーの『清盛以前』購入率は、ほぼ100%です。まさか、投機目的の人はいないとは思いますが、この調子ですと、1000部では近々のうちに品切れ確実だと思います。

日本史研究会大会

No.2652

 先日の日本史研究会はお疲れ様でした。自分は、大学の『史学年報』販売の仕事があったので、9日の佐藤弘夫氏の「神仏習合と神祇不拝」を聞きにいきました。特に印象深かったのは、佐藤氏と平雅行氏の討論でした(永富さんと同じく、有名な先生の名前を聞くたびにミーハ-ぶりを発揮していました)。また高橋先生から『清盛以前』を頂きました。お力になれたかどうかわかりませんが、校正のお手伝いをしていて史料収集の方法など、今の自分にとって本当に勉強になりました(ちなみに伊勢平氏の論文がかかれた年代は、1975年とあり自分が生まれた年でした)。去年は書籍類は全く購入しませんでしたが、今年はいろいろと買いたい本があり、火の車です。また個人的なことですが、書籍販売の難しさも体験できました。特に雑誌関係は、自分も含めてコピーで済ますので、史学年報は、1冊だけ売れました。しかし『歴史の中の神戸と平家』は、龍大の坂口さんをはじめ複数の方に買っていただきました。坂口さん、ありがとうございました。
 
 ※『吾妻鏡』講読会のお知らせ
 後期の『吾妻鏡』講読会が来週の18日から始まります。とりあえず担当は山本で、講読範囲は前期の続きからです。
①承元二年九月三日条、②十月廿一日条、③十一月一日条です。時間は野口先生の講読会が3限目から始まりますので1時~2時半、従来の『吾妻鏡』講読会が2時45分から4時15分です。よろしくお願いします。

お詫びと訂正

No.2653

>誤字
野口先生、大変失礼をいたしまして申し訳ありません。
もちろん正しくは「講演」です。
削除訂正したいところですが、そうするとあとの書き込みと
つながりが悪くなってしまうので、ここで訂正させていただきます。
どうもすいませんでした。

13日の薗田さんの発表は、もちろんうかがわせていただきます。
宇佐にはとても興味があるので、前々から楽しみにしていました。
どうぞよろしくお願いします。
薗田さん、頑張って下さいね~。

講演・公演、講読・購読。

No.2658

 佐伯君、余計なことを書き込んで、かえってお気を遣わせてしまって申し訳ありませんでした。たまたま言い得て妙だったものですから。
 小生も、書き込んでしばらくしてから「講読」を「購読」としていたり、気がついてあわてることがよくあります。手書きではあり得ないことなのですが、字も忘れるし、パソコン漬けはよくありませんね。
 ちなみに、一万人もの大観衆を集めて「公演」と呼ばれるほどの講演が出来たら理想ですが、それではまさにヒトラーですね。