大学コンソーシアム講義開講の御挨拶など。

No.2625

 本日は大学コンソーシアム科目「源平内乱期の京都」の初回。今まで5Fの演習室でこじんまりとやっていたのですが、今回からは4Fの講義室で、出席者も多く、ちょっと面食らいました。それで、連絡用に使いますということで、このHPのアドレスは板書したものの、ゼミの宣伝は失念。せっかく京女の史学科の学生さんもおられたのに失敗しました。所属大学も性別も問わず、コンソーシアムの講義に参加された学生さんで、このゼミに興味を持たれた方は、遠慮無く参加してください。もし、不明な点がありましたらメールで問い合わせてください。
 じつは当ゼミの主要メンバーの多くは、大学コンソーシアムで出会った人たちなのです。

 昨日は第1回目の源義経をテーマにした『吾妻鏡』講読会と第2回茶話会が恙なく挙行されましたが、岩田君がポット持参で美味しいコーヒーを振る舞ってくれたのには感激。また、山田さんが、まだ未刊のはずの高橋昌明『改訂増補 清盛以前』(文理閣)のカバーを上横手雅敬編著『源義経 流浪の勇者』(文英堂)の本体に包んでおられたのにも驚かされました。
 茶話会は、久しぶりの長村君や永富さん、初めての服部さんも加わって、なかなか、楽しい一時でした。もっとも、例によって小生の<昔話>ばかりで、御迷惑だったことと思いますが。
 来々週からは、4講時目の『吾妻鏡』講読(山本ゼミ)・古文書講読(岩田ゼミ)も始まりますから、2回生はお楽しみに(頑張ってください)。尻池さんも、お仲間をお誘いの上、ぜひ参加してください。
 
 さて、明日は女子コン(最高幹部会議)だそうで、盛会をお祈りいたします。門屋君も参加されるとかいう情報が飛び交っておりますが、その場合はぜひ写真による記録をお願いいたします。3Yの処分(?)もここで決まるのでしょうか?

ラストスパート 一歩手前

No.2626

 大学生(学部)の最後のセメスターがいよいよスタートし、卒論のデータがまだまだ揃わずバタバタ焦っているのが、ここ最近の状況です。おかげで、第2回茶話会には行きそびれてしまいました。
 京教の学生部屋にある不衛生なポットでわかしたコーヒーで毎日過ごしています(^_^; それだけに、岩田さんのコーヒーが飲みたかった...。

野口先生>
 コンソの講義で、HPの宣伝という事ですが、やはりインターネットのアドレスなので、写し間違いも多くでそうな気がします。何か宣伝用の名刺みたいなのを作った方が良いですか?
 もし、頻繁に講義用の連絡等があるようでしたら、いつでも別ページ(もしくは掲示板)を作りますので、ご連絡ください。
 また、10日の講演会も別のイベントがあり行くことが出来ません、とても残念です。

 今晩は最高幹部会議ということで、内閣改造に着手!外野からお願いですが、結果報告はとても楽しみにしてます。新メンバー?(モー娘。もびっくり!)の書込も管理人として期待です!!

ご愛顧に感謝

岩田慎平
No.2627

 月曜はお世話になりました。こちらに通うようになってから、コーヒーポットを持参することは「いつかやってみたい」と思っていたので、僕自身実現させることが出来てうれしいです。また別の機会に、ぜひ鈴木くんもコーヒーをご一緒しましょう。

 昨晩は最高幹部会議でしたね。会議での「裁許」の次第は如何に。

 山本さんとご相談中の月曜日のゼミの件ですが、10月いっぱいは『吾妻鑑』の講読にして、11月以降に古文書の勉強も挟んでいこうという方向で考えています。どういった文書を読むかについては、もう少し具体的に準備できてから、またお知らせいたします。

講読会よろしくお願いいます。

尻池由佳
No.2630

 講読会へのお誘いありがとうございます。前期は授業と重なったため、出席できませんでしたが、後期からは参加させていただこうと思っています。古文も漢文もろくにできないのですが、慣れていこうと思いますので、皆さん温かく見守ってください。仲間もたくさんできるとうれしいですね。
 古文書講読もされるということで、とても楽しみです。中学の頃に勢いで広島県立歴史博物館の古文書学習会に少しだけ通っていたのですが、そのとき購入し、ずっと本棚で眠っていたくずし字辞典がようやく日の目を見そうで、辞書もさぞ喜んでいるでしょう。当時はあのミミズ文字に挫折したのですが、今回は負けないように頑張りたいです。よろしくお願いします。

 今日の女子コン参加できなくて残念です。またの機会を楽しみにしております。

うらやましい話。

No.2632

 史料講読会や個別の研究でメンバーの励みになるであろう情報2件です。 
① 日本史の教科書でお馴染みの山川出版社から勝俣鎭夫編『寺院・検断・徳政 戦国時代の寺院史料を読む』という本が出版されました。東大大学院で勝俣ゼミに所属された方たちによる研究会の成果とのこと。せっかく、研究会を作ったなら、やはり、こういう形で結果を世に示すことが理想だと思います。
 論文集ですが、薬師寺や法隆寺に所蔵されていて、これまで未翻刻だった史料や、それを読む上で役に立つ用語集まで収録されています。中世後期の史料講読のテキストにも使えそうですね。
 この本に「中世法隆寺における検断権の所在をめぐって」という論文を書かれ井上聡先生と、同じく「「血」の叙述に関する考察」を書かれた坂井孝一先生から、連名で御恵送にあずかりました。あつく、お礼を申しあげます。

② 昨年9月、当ゼミで研究発表をしていただいた東京都立大学大学院DC伊藤瑠美さんの論文「11~12世紀における武士の存在形態-清和源氏重宗流を題材に-」が『古代文化』の本年8・9月刊行の号に掲載されましたが、丁寧なお手紙と共にその抜刷を伊藤さんから御恵送いただきました。ありがとうございました。
 昨年の御発表は、当ゼミメンバーに大きなインパクトを与えたようで、それは、とくに神戸大学の大学院に進学されたお二人にとって、進路や研究対象を決める上でかなり大きな意味をもったように思われます。そういう研究発表をする人が、当ゼミからも生まれて欲しいものです。いや、知らないところで・・・、もう出ていると言えるのかも知れませんね?