『吾妻鏡』ゼミ開講の御案内。

No.2616

 月曜日3講時に小生主催で『吾妻鏡』講読のゼミを開くことにしました。史学・国文などのジャンルを問わず、日本中世前期の歴史をテーマにした卒論を考えている学部生を主な対象にする予定です。
 とりあえず、「源義経」の所見する条を読み進んでいこうと考えています。希望者は10月4日(月)Ⅲ講時に野口研究室(L校舎3F)にお出で下さい。3回生の立花さん・4回生の服部さんは、ぜひどうぞ。
 
 ※ 山本君と相談して、従来からの史料講読会は、このあと月曜Ⅳ講時に設定することにいたしました。
 10月4日は、山本君の都合でこの史料購読会は休止ですが、かわりに「茶(珈琲)会」が予定されています。
 今回は岩田君の珈琲と立花さんの宮島土産のお菓子を味わいましょう。

補足・『吾妻鏡』講読会

No.2617

 上記の野口先生の書き込みのあるように、『吾妻鏡』講読会が、先生のご配慮により3限目に史料講読をしていただくことになりました。従って前期とはスケジュールを改変しました。重複しますが、以下の通りです。
 月曜日
 ①3限目は野口先生の史料講読会
  (1時~2時30分)
 ②4限目は従来の『吾妻鏡』講読会
  (2時45分~4時15分)
という豪華二本立てになりました。3限目から参加して、引き続き4限目の『吾妻鏡』講読会も参加するということももちろん可能です。
>野口先生
 他大学の学生や京女生とのスケジュール調整は本当に難しいです。今回は御助力頂き本当にありがとうございました。「義経」がテーマというのは、来年の大河ドラマを踏まえているのでしょうか?去年は『百練抄』の授業で義経あたりを読んだり、義経軍が上洛した時の小松家家人との関係など興味深い事がたくさんありました。『吾妻鏡』に見える義経はどのように描写されているのかが気になるところです。

『吾妻鏡』ゼミ・大通寺拝観の計画について

No.2618

 ☆ 『吾妻鏡』ゼミについて
 山本君、適切な補足をありがとうございました。
 ところで、テキストとなる『吾妻鏡』(国史大系本を使います)該当箇所のコピーを、最初はこちらで用意いたしますので、上記①参加希望者は、事前にメールでお知らせ下さいますようにお願い致します。

 ☆ 大通寺拝観について
 鎌倉幕府三代将軍源実朝の室(西八条禅尼・本覚尼)によって開かれた大通寺(遍照心院、源実朝像を御所蔵)の御住職から日程・時間など調整の上で、拝観のおゆるしを頂きました。観光シーズンをはずした適当な時期に、機会を得たいと考えています。お寺は九条にあり、京都女子大からバス利用で30分もあれば行くことが出来ますので、どなたか関心のある人はメンバーの都合を調整して計画を立ててみてください。近いところにありますが、せっかくなので、じっくりと事前学習を重ねてから訪れるのが良いと思います。
 西八条禅尼および遍照心院については、角田文衞先生・細川涼一先生などの御研究があります。