真如堂報告

No.248

 本日、真如堂→安楽寺→法然院→金戒光明寺→下鴨神社と、野口くん、末松さんそして私と私の友達と4人で回ってきました。メインは真如堂・安楽寺・下鴨神社で、それぞれ暑気払いの「びわ湯」(苦くて甘くて不思議な味でした)や中風封じの「鹿ヶ谷かぼちゃ」(これはとても美味しかったです☆)、無病息災を祈る御手洗川への足付け神事と、題して「無病息災3点セット」(笑)。真如堂はお宝の宝庫でしたし、安楽寺でも松虫・鈴虫の剃髪の図や九相図なんかもあり、かなり充実した時間をすごしました。特に真如堂には後醍醐天皇の寄進した仏舎利とその事を書いた綸旨や、狩野探幽の掛け軸なんかも出ていて、見応え十分という感じでした。明日は土用の丑の日です。イベントも楽しいですが、暑さに負けないようにウナギを食べて頑張りましょう。
 →野口先生。
 今日は、名乗るのをすっかり忘れてお電話してしまいまして、本当にすみません。ところで、今日真如堂で「伊勢守貞國」の図像を見ました。着物の柄に向かい合わせの蝶が描かれていました。先日の講演会での一般の方の質問も合わせて、伊勢平氏の一族かと思って先生にお伺いする前に調べてみると、ビンゴ!室町幕府政所執事を世襲するようになって3代目の伊勢氏でした。系図はニガテですが、「面白いかも」と思った出来事でした。
 →山本さん
 真如堂の縁起は写しでした。残念でしたが、他に見るものがいっぱいでしたよ。

Re: 真如堂報告

野口実
No.249

 伊勢氏の家紋が向かい合わせの蝶であることは『見聞諸家紋』に出ています。伊勢氏は伊勢平氏の子孫ですが、平家か揚羽蝶の家紋を用いたかどうかは分かりません。系図は面白いですよ。実は私は系図オタクのなれの果てなのです。高校生の頃は、源平嫡流は言うに及ばず、下総千葉氏も桓武天皇から天正18年の滅亡まで、覚えていました。今は人の名前は忘却あるのみです。だから、学問をするには旬があるというのです(説教)。
 今日は一日研究室に居ましたが、村井さんをはじめ、千客万来でした。夕方、朝日カルチャーセンターの史跡見学の講師を終えられた花園大の山田邦和先生が来室され、歓談に時をうつしました。