今週の授業・ゼミの予定

No.21255

 もう10月になってしまいました。暑さも遠ざかって、まさに学問の季節です。大学は学問をするところですから、学問をしましょう。それから、授業でサービスを期待してはいけません。授業の改善とは、深化した学問・研究の成果を如何に学生に提示できるかということにかかっているのです。

 10月4日(火)Ⅲ・Ⅳ講時、京都女子大学現代社会学部基礎演習Ⅱ・演習Ⅱ
 教室はともにL校舎3Fの宗教・文化研究所共同研究室
 基礎演習Ⅱは大学周辺史蹟散歩の事前学習。来週歩きましょう。
 演習Ⅱはゼミ発表の方法を確認し、発表の順番を決めましょう。来週は大学周辺史蹟散歩の事前学習。
 それから両演習とも、休講振替の史跡ないしは博物館見学の行き先・日程などについても相談できればと思っています。

 5日(水)Ⅱ・Ⅲ、立命館大学大学院文学研究科「日本中世史特殊問題(演習)」・「歴史学の諸問題(講義)」
 教室は敬学館215・214
 Ⅱ講時は「日蓮遺文紙背文書」から一通を取り上げて、私が話をします。出席者による発表は再来週あたりからはじめますが、その順番も決めておきたいですね。
 Ⅲ講時は「櫟木文書」を取り上げるため12世紀の千葉氏周辺の政治状況を解説します。「櫟木文書」は全員で読解の形をとりましょうか?テキストは『市川市史』の史料編が便利かも。

 6日(木)Ⅱ講時、京都女子大学文学部史学科「日本史特講12」
アンケートに対する回答をします。
 テキストに基づいて講義を始めます。予習をしておかないと分からないような講義を心がけます。

      Ⅳ講時~京都女子大学宗教・文化研究所ゼミナール史料講読会
 2回生のメンバーで『吾妻鏡』を読んでいきます。治承四年八月十七日条の途中からですね。私は18時から京大で会議があるので、今回は16時半くらいまでにしてください。    

 7日(金)Ⅱ講時、京都橘大学歴史学部「日本史特講d」
 こちらも、テキストに基づいての講義を開始します。平将門の乱あたりの話から。