「清水坂・・」F.W事前学習用参考文献

No.2073

 まず、ずばり、山田先生の御高論から、
 山田邦和「京都の都市空間と墓地」(『日本史研究』409号,1996年)
  同  「鴨川の治水神」(『花園大学文学部研究紀要』第32号,2000年) 

 物吉村については、
 横田則子「『物吉』考-近世京都の癩者について-」(『日本史研究』352号,1991年)、

 鴨川と陰陽師の関係については、
 瀬田勝哉「失われた五条橋中島-洛中洛外図を読む-」(同『洛中洛外の群像』平凡社,1994年,初出1988年)がおもしろい。

 鳥部野などについては『平安京提要』を参照してください。

 ☆ ところで、明日の同志社大学・文化史特論(1)の講義のテーマは「大宰府を基盤にした鎮西武士団の成立」ですが、参考文献としては・・・・・、まぁ、いいでしょう。

参考文献

No.2076

↓で田中さんからご紹介があった『中世の民衆と芸能』(京都部落史研究所編/阿吽社/1986)については京女の図書館にある分は今私が借りて持っています。
F.W参加者で事前勉強をされる方がほかに多いでしょうし、今晩中に読みきって明日には図書館へ返却いたしますので、もし京図書館で探して「なかった」という方、おられましたらすみません☆私のせいですm(._.)m

今回のF.W.の勉強は私の卒論にものすごく関係の深いものばかりなので、とても楽しんで勉強しております。当日がたのしみで今からわくわくしております♪
その前に指導案も仕上げてしまわないと・・・☆
私の好きな分野はどうも学習指導要領のタブーにひっかかるような分野の話ばかりであることをひしひし実感しております。_(^^;)ゞ
でもある意味、”聖徳太子から頼朝まで”という範囲は当たりでした♪
指導要領のp94には「「武家社会の展開」については、土地制度などの細かな史実や政治機構の詳細などに深入りしないようにする」、ともあり、なかなかどこからどこまでが「深入り」になってしまうのか判断しづらいところですが、先日購入した佐伯先生の「戦場の精神史」を拝読していて、かなり使えそうなヒントをたくさん得たので、うまく活用させていただくとともに、おもしろい授業にできたらと思っております。
佐伯先生、ありがとうございます。m(._.)m

なんかF.W.の話からだいぶそれてしまいました。
現実逃避だとおもってお許しください☆┌|∵|┘

参考文献

No.2077

 F.W.にはいけませんが、山田先生の御論文は可能な限り読んで行きたいと思います。
>永富さん
 昨日は楽しかったね~♪久々にたくさんしゃべれて、本当に楽しかったです☆また、教育実習が終わったらご飯食べに行きましょう。その前に土曜日ですが。
 教育実習は、実習生が楽しむかどうかがポイントの一つだと思います。「面白い」と思った事の魅力をどこまで伝えられるか・・・。授業でクラス全員の賛同を得られるものではなくても、「面白い!」と思って、興味の扉を開いてくれる人は必ずいるのです。というわけなので、教案つくりも頑張ってね~

Re: 「清水坂・・」F.W事

野口 洋平
No.2078

すでにたくさんの参考文献があげられていますが、蛇足ながらもう一つだけ紹介させていただきます。

下坂守『描かれた日本の中世』2003年法蔵館
第二章 中世非人の存在形態ー清水坂「長棟堂」孝ー
第三章 法城寺・晴明塚孝ー五条河原・清水坂に生きた人々の信仰ー
どちらの論文もFWにきっと役立つと思うので、時間のある方は是非読んでみて下さい。先行研究はもちろん最近の研究成果も紹介されているので大変わかりやすいです。
あと梅原猛『京都発見』四 丹後の鬼・カモの神 の中にも安部晴明と陰陽師の題で長仙院が紹介されています。ほんの少しだけですがこちらもよかったら参考にしてみて下さい

御礼

佐伯真一
No.2079

永富さん、ありがとうございました。
 どのようなところで活用されるのか、私としてはとても楽しみです。もし、機会があったら、反応などについて教えてください。私自身も、来週、高校生向けの「入門講座」で、あの本をネタにした話をする予定です。
 なお、拙著について、ちょっとした手違いがあったようで、この掲示板にも関わる数名の先生方に献本が届いていなかったようです。間もなく届くはずですので、ご海容ください。
 関係ない話題で失礼しました。清水坂・鳥辺野F.W、私も大変興味がありますが、行けそうになく、残念です。成功をお祈りしております。

Re: 「清水坂・・」F.W事前学習用参考文献

No.2080

山田がレスをつけるべきなのでしょうが、彼は今東京へ出稼ぎ中です。今晩帰ってきます。
なんと井沢元彦さんと一緒に昨夜講演しています。

野口先生が紹介してくださっている「京都の都市空間と墓地」が載っている『日本史研究』409号は、平安京・京都の葬制・墓制の特集号です。
同じ号に所収の勝田至「京師五三昧考」は、鳥辺野の参考になると思います。
また、レジメの地図を見ると、馬町十三塔跡にも寄るみたいなので、高橋慎一朗「洛中と六波羅」『中世の都市と武士』(吉川弘文館)が参考になると思います。

永富さん 実習の楽しい体験談(?)期待しています。

佐伯先生 『戦場の精神史』、読ませていただきました。おもしろかったです。「武士って、卑怯やん」と叫びながら読み進めました。

Re: 「清水坂・・」F.W事前学習用参考文献

No.2081

山田先生、お返事が遅くなり、申し訳ございません。行こう、行こうとは思っていたのですが、子どもの学校の用事で参加できなくなりました。
それと、山田ちさ子様。帯のキャッチコピーですが、「武士って、卑怯やん」というのもいいですね。佐伯先生、いかがですか? 何か機会があれば、使ってみたいのですが、よろしいでしょうか。それと、次回は、ゲラをお送りするので、アイデアをいただければなぁと思ったりしました。

武士って卑怯やん

佐伯真一
No.2082

山田ちさ子様。有り難うございました。
山田先生と井沢元彦の並ぶ講演会?そんなすごいものが東京で行われていたのですか。ちっとも知りませんでした。
石浜さんへ。帯に大きく「武士って卑怯やん」と刷ったのを、関西限定販売のおみやげ品として、京都駅のキオスクにでも置いて頂けますか?(誰が買うんじゃ、そんなん)。