来年度(2016年度)研究所公開講座の実施案

No.20728

 すでに御存知のことと思いますが、わたくしの定年退職によって終了するはずであった京都女子大学宗教・文化研究所の公開講座「シリーズ 東山から発信する京都の文化と歴史」は、来年度もわたくしが継続して担当させて頂くことになりました(私がどういう資格でタッチすることになるのかは未定です)。
 原案を作成しましたのでお知らせ致します。
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  ―京都女子大学宗教・文化研究所公開講座 シリーズ・東山から発信する京都の歴史と文化⑱―
        『京都と鎌倉、そして平泉』

 開催日  6月25日(土)

 日程 講題・講師

  第一部13:00~14:30「京都と平泉」
   講師 前川佳代〔奈良女子大学古代学学術研究センター協力研究員 日本考古学〕

  第二部15:00~16:30「京都と鎌倉」
   講師 野口実〔元 京都女子大学教授 日本中世史〕
 
 会場 未定
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私が京都と鎌倉、前川さんが京都と平泉の関係について、政治・社会・文化を総合した形で語るという趣旨で行いたいと考えています。
 前川さんからは「『京都と平泉』は、私がずっと追いかけてきたテーマでもあります。都市構造の比較や出土遺物から、京都との関わりや平泉藤原氏の考えを読み解くというような内容でお話ししたいと思います。」というメッセージをいただいています。
 私は11~13世紀の幅で京都と鎌倉の関係について主に権力論の観点から語りたいと考えています。
何か、御意見・御提案などあればお知らせ下さい。それから司会の立候補も!

 ☆ 菊池紳一先生と久保田和彦先生の御連名で新刊の細川重男編『鎌倉将軍・執権・連署列伝』(吉川弘文館)を御恵送頂きました。
 菊池・久保田両先生に、あつく御礼を申し上げます。