山口博史さんを想う。もう10年が過ぎました。
No.20720
何歳になっても欲と望みは尽きることがなく、他人と自分を比べては妬んでばかりいる自分にウンザリする今日この頃。こんなことを書いていても、やはり頭の半分は不可能な望みに執着したままです。まったく救いようがございません。困ったものです。
しかし、わたくしと同世代なのに、そんな思いもいだけない人もいます。死んだ友人たちです。彼らのことを考えると、妬み心が少しばかり減少します。多少後ろめたい気分にもなります。一方で、背中を押されたりもします。彼らの分まで妬んでやろうなどという気持ちにもなります。心の汚いわたくしです。
昨日(11月2日)は、京都労働学校の日本史講座や歴史グループ早雲の牽引役として活躍された山口博史さんの命日でした。亡くなられたのは2005年。
山口さんは、この掲示板に何度も投稿して下さいましたし、早雲の学習会に永富(現、鈴木)さんなど当ゼミメンバーが参加したことをとても喜んで下さっていたことが思い出されます。亡くなられる前年の秋に、京都精華大学を会場に開催された源義経をテーマにした「叡電文化講演会」も山口さんのお力によるものでした。私とまったく同世代の山口さんは、市民歴史家のお手本のような存在でした。
山口さんが、この世を去って、もう10年も経ってしまった。時間というものがとても残酷な存在に思えます。合掌
☆ 川村学園女子大学の辻浩和先生より、御高論「新興芸能の流行と貴族社会への定着過程~歴史的観点から~」(『藝能史研究』210)を御恵送頂きました。
辻先生に、あつく御礼を申し上げます。
【追記】☆ 保立道久先生より、新刊の御高著『ブックガイドシリーズ 基本の30冊 日本史』(人文書院)を御恵送頂きました。
保立先生に、あつく御礼を申し上げます。
しかし、わたくしと同世代なのに、そんな思いもいだけない人もいます。死んだ友人たちです。彼らのことを考えると、妬み心が少しばかり減少します。多少後ろめたい気分にもなります。一方で、背中を押されたりもします。彼らの分まで妬んでやろうなどという気持ちにもなります。心の汚いわたくしです。
昨日(11月2日)は、京都労働学校の日本史講座や歴史グループ早雲の牽引役として活躍された山口博史さんの命日でした。亡くなられたのは2005年。
山口さんは、この掲示板に何度も投稿して下さいましたし、早雲の学習会に永富(現、鈴木)さんなど当ゼミメンバーが参加したことをとても喜んで下さっていたことが思い出されます。亡くなられる前年の秋に、京都精華大学を会場に開催された源義経をテーマにした「叡電文化講演会」も山口さんのお力によるものでした。私とまったく同世代の山口さんは、市民歴史家のお手本のような存在でした。
山口さんが、この世を去って、もう10年も経ってしまった。時間というものがとても残酷な存在に思えます。合掌
☆ 川村学園女子大学の辻浩和先生より、御高論「新興芸能の流行と貴族社会への定着過程~歴史的観点から~」(『藝能史研究』210)を御恵送頂きました。
辻先生に、あつく御礼を申し上げます。
【追記】☆ 保立道久先生より、新刊の御高著『ブックガイドシリーズ 基本の30冊 日本史』(人文書院)を御恵送頂きました。
保立先生に、あつく御礼を申し上げます。