今週(12~17日)のゼミ・演習など

No.20632

12日(月)は国民の祝日ですが、京都女子大学は通常授業が行われますので、3講時のゼミも実施。1回生だけで、ゆっくりと『吾妻鏡』を読み進めます。

13日(火)の3講時の「基礎演習Ⅱ」は、史跡散歩の2回目。今回は「女坂」周辺の史跡を歩きます。BBS運動発祥の地の碑、鳥辺野の案内板、豊国廟参道の石碑を見ながら女坂を下り、妙法院と智積院の石垣の間を通って後白河院の陵墓へ。そこから折り返して、数軒のレストランの前を登って新日吉神宮、そして大学に戻る―というコースを考えています。思わぬところに面白い発見があるはずです。
4講時の「演習Ⅱ」は、歴史資産を活かした地域振興の問題に取り組んでおられる地方自治体職員の鈴木佐氏をゲストスピーカーにお迎えして、「歴史を活かした地域づくり・地域おこしについて」というテーマでお話しを頂きます。活発な質疑を期待します。
 なお、3・4講時共に、目下卒論執筆中の現代社会学部4回生の東川由佳さんがコメンテーターとして参加して下さいます。先輩に何か質問や相談のある方は、この機会に。

 15日(木)は、いつものように15時からゼミ史料講読会。

16日(金)は、キャンパスプラザ。

 17日(土)は、14時から国文学専攻の院生を主な対象にした史料講読会・研究会。
編集:2015/10/11(Sun) 18:17

だいたい800年前の話-次回の『吾妻鏡』-

No.20633

 和田合戦の後はなんとなく「承久の乱前」というようなまとめ方をされることもありますが、細かくゆるく読んでいきたいと思います。
 次回の木曜日の『吾妻鏡』のご案内です。今週は土曜日にも『吾妻鏡』があります。

◆次回の木曜日のご案内◆

 日時:2015年10月15日(木)15:00頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』建保二年(1214)十一月二十五日、十二月一日・二日の各条
         建保三年(1215)正月八日・十一日・二十日、二月二日・十八日、三月五日・十三日・二十日、四月二日・十八日、六月五日・七日・二十日、七月六日・十九日、八月二十一日・二十二日・二十五日、九月十四日・十五日・二十一日・二十六日、十月一日・十日・三十日、十一月五日・八日・十二日・二十日・二十一日・二十四日・二十五日、十二月十六日・二十日・三十日の各条

 ※木曜日の『吾妻鏡』ですが、10月は15日・22日・29日に開催の予定です。

◆次回の土曜日のご案内◆

 土曜日にも『吾妻鏡』を開催しておりますが、こちらのほうの次回は今週末の10月17日に開催の予定です。

 これまで“武士とはなにか”のようなテーマで史料を読んでおりましたが、参加者のみなさんが本格的に修論準備に入られますので、次回も関連史料を適宜持ち寄って読解していきたいと思います。以後も参加者の都合を勘案しながら、月に一回か二回程度のペースで開催していきたいと思います。(※新たにご参加を希望される方は、野口先生か岩田まで、事前にご連絡をいただけると幸いです)。

 日時:2015年10月17日(土)14:00~
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:参加者の皆さんとご相談しながら、史料は新たにご用意致します

 木曜日の『吾妻鏡』講読会は、基礎的な史料読解のニーズにも対応致しますので、初心者の方の参加も歓迎致します(土曜日のほうは参加者の現状に合わせて史料を読み、議論しますので、必ずしも基礎的なニーズには対応しておりません)。

 秋からなにか新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。