「清水坂・鳥部野を歩く」F.W.近づく

No.2062

かねてご案内いたしておりました、花園大学人権教育研究センター&京都女子大学宗教・文化研究所ゼミナール ジョイント企画(長い前振りだ・・)「「清水坂・鳥部野を歩く」ミニ・フィールド・ワークが近づいてまいりました。
6月5日(土)13時00分 地下鉄市役所前駅の改札口に集合です。

>山岡さん  幹事、ご苦労さまです。よろしくお願いします。総勢25名程度を予定しております。
なお、懇親会の会場は鋭意探索中です。正式発表は当日にずれ込むことになりそうです。懇親会だけ参加の方は、当日夕方に山岡さんまたはその他の参加者の方と連絡をとって、会場におこしください。

>石浜さん  御都合がつけばお出でになる、とおっしゃってましたが、いかがあいなりましたでしょうか。

(レジュメ作りにくたびれ果てている山田でした・・・)

Re: 「清水坂・鳥部野を歩く」F.W.近づく

No.2066

 山田先生、レジュメの作成、ありがとうございます。おそらく、そのレジュメは今後、見学地の地元である京都女子大の学生さんたちに長く伝えられていくことと思います。ゆえに、他の仕事は放り出してでも、ぜひとも立派なものを作ってください。
 総勢25人というと、当方と花園で半々というところですね。昨年夏の学習院大学兵藤ゼミと共催の研究会では、完全に衆寡敵せずでした。ただし、兵藤ゼミの見学旅行に同行した当ゼミメンバーは飲み会において最後まで居残る栄誉に浴しています。
 今回もそのときの隊長であった「牧の方@飲み会番長」が懇親会に駆けつけてくださいます。頼もしい限り!なお、今年11月を過ぎますと、その後継者と目される「伊賀の方」も加われるのですが。そうなると、敵なしです。
 
 共催相手が、こんなことばかり申し上げていて、申し訳ありません。参加者は、できるならば「清水坂非人」や祇園の犬神人など、中世京都における被差別民に関係する研究成果(丹生谷哲一氏『検非違使』や横井清氏・網野善彦氏の著作など)を学習した上で参加して下さい。
 
 なお、山田先生が団長をつとめられている「平安京探偵団」が、最近、リンクをはられた「幽玄亭」は、記録の読解や院政期に関する研究書の紹介など優れた水準の高いサイトで、小生も以前から注目していました。美川先生の論文集『院政の研究』(臨川書店)も紹介されています。

☆ゼミメンバー諸姉(このさい諸兄は除外)
  本日、源健一郎先生より、宅急便にて、見るからに上等そうな箱入りの洋菓子をいただきました。どなたから手を付けられることになるのでしょうか。やはり、プリンセス?
 源先生、お心遣い、ありがとうございました。

Re: 「清水坂・鳥部野を歩く」F.W.近づく

山岡 瞳
No.2067

了解しました。
フィールドワークに2名、懇親会に2名追加でお願いします。
合計でフィールドワークに13名、懇親会に9名参加となりました。
お天気も晴れと聞いています。参加される皆様は帽子、日焼け止めを忘れないようにしましょう。

「清水坂・鳥部野を歩く」F.W.参考文献 おまけ

No.2068

 山田先生こんばんは。
野口先生のカキコミ通り、飲み会のみの参加となりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。
 歴史資料館の「燈心文庫」(林屋氏寄贈本のこと)でこんな本を見付けました。
→『中世の民衆と芸能』(京都部落史研究所編/阿吽社/1986)
 野口先生のカキコミにもあった丹生谷哲一氏や、横井清氏が【中世被差別民の生活と仕事】として、「清目」(キヨメ)や「傀儡」(くぐつ)「猿楽」や「犬神人」(いぬじにん)について紹介されています。挿図なども入っていますが、もう少しステップアップするならば、日本絵巻物集成などの「清水寺参詣曼陀羅」をカラーで見て、被差別民・芸能者の姿を確認すると良いと思います。F.W.では文字だけではなく、絵画資料も参考にすると、もっと世界が広がります。(これは私の経験からですが)特に「坂」は中世にとって重要なキーワードですから、是非一度(F.W.が終わってからでも)絵画資料に目を通されることをおすすめします。
・・・あぁ、本当にF.W.に行けないのが残念です(ToT)