1回生諸姉を対象に、新たに『吾妻鏡』の講読会を始めます!!

No.20600

 やる気満々の1回生諸姉の御要望にしたがい、来週月曜日から、新たに『吾妻鏡』治承四年条からの講読を開始することにしました。時間はみんなの都合のよい3講時。場所は人数も少ないことなので、とりあえずは私の研究室で。
 テキストは木曜日の講読会で用いている国史大系本でもよいのですが、最初から始めるのならば善本であることが明らかな吉川本を底本にした和泉書院版の『 新訂 吾妻鏡 一  頼朝将軍記1 治承四年(1180)~元暦元年(1184)』を用いたいと思います。コピーをとって配付します。
 初回は10月5日となります。前任の大学(日本文化学科の私のゼミ)でも京都女子大学でも、初心者が真面目にとりくめば週一回半年でスラスラ読めるようになる。そういう実績があります。ゼミはあと半年。最後の仕事の一つとして、私も頑張ります。一山乗り越えれば、ぜったい歴史が面白くなりますから、諸姉も頑張ってください。そして、本物を目指してください。
編集:2015/09/30(Wed) 01:10

いつもの『吾妻鏡』もやってます

No.20602

 猪八戒などについても議論する次回の木曜日の『吾妻鏡』のご案内です。

◆次回の木曜日のご案内◆

 日時:2015年10月8日(木)15:00頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』建保二年(1214)六月五日・十三日、七月一日、二十七日、八月七日・十三日・二十九日、九月十九日・二十二日・二十九日、十月二日、十一月二十五日、十二月一日・二日の各条
         建保三年(1215)正月八日・十一日・二十日、二月二日・十八日、三月五日・十三日・二十日、四月二日・十八日、六月五日・七日・二十日、七月六日・十九日、八月二十一日・二十二日・二十五日、九月十四日・十五日・二十一日・二十六日、十月一日・十日・三十日、十一月五日・八日・十二日・二十日・二十一日・二十四日・二十五日、十二月十六日・二十日・三十日の各条

 ※木曜日の『吾妻鏡』ですが、10月は8日・15日・22日・29日に開催の予定です。

◆次回の土曜日のご案内◆

 土曜日にも『吾妻鏡』を開催しておりますが、こちらのほうは次回は10月17日に開催の予定です。

 これまで“武士とはなにか”のようなテーマで史料を読んでおりましたが、参加者のみなさんが本格的に修論準備に入られますので、次回も関連史料を適宜持ち寄って読解していきたいと思います。以後も参加者の都合を勘案しながら、月に一回か二回程度のペースで開催していきたいと思います。(※新たにご参加を希望される方は、野口先生か岩田まで、事前にご連絡をいただけると幸いです)。

 日時:2015年10月17日(土)14:00~
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:参加者の皆さんとご相談しながら、史料は新たにご用意致します

 木曜日の『吾妻鏡』講読会は、基礎的な史料読解のニーズにも対応致しますので、初心者の方の参加も歓迎致します(土曜日のほうは参加者の現状に合わせて史料を読み、議論しますので、必ずしも基礎的なニーズには対応しておりません)。

 秋からなにか新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。