明日は女性史総合研究会へ!  昨日は後期初回のゼミが開かれました。

No.20592

 昨日は後期最初のゼミ。いつものメンバーのほか、卒論に取り組んでいる現代社会学部の東川さんも加わっての開会。メインは岩田君の独・仏の旅行報告。美味しいお土産を頂き、美しい映像を見ながら、西欧の中世都市の立地や史学史に関する楽しいお話しをうかがうことが出来ました。 
 お土産と言えば、ほかにも中国から戻られた毛さんや熊野旅行に行かれた下坂さん、それに帰省しても研究に励んでおられた山本さんからも美味しいお菓子を頂きました。お心遣いに感謝します。
 本題は『吾妻鏡』の講読なのですが、話は安保法案に及び、19時近くまで議論は続きました。この問題、とくにその違憲性や成立に至るぶざまな状況は、私たちのこれからの「研究」そのものの困難に結びつきますから。

 さて、ゼミの活動はすぐにエンジン全開となります。明日は主なメンバーは女性史総合研究会の例会に出席します。
    http://joseishi-sougou.digiweb.jp/regular_meeting.html

 報告テーマも報告者もコメンテーターも素晴らしいし、研究会とはどういうものなのか、研究発表はどう行われるのか、それらを学ぶのにちょうどよい機会になると思うので、1回生のメンバーにもつよく出席を勧めました。どういう結果になるでしょうか?
 それから、私が気儘な思いつきで提案した、23日の小野の史跡見学会ですが、今のところまだ一件の参加申し込みもありません。最終的に申し込みゼロでも、天気が悪くなければ、私は日没近くに栢ノ森遺跡に行って西方浄土に沈む夕日を拝し、日頃蓄積している煩悩の除去をはかりたいと思っております。
編集:2015/09/18(Fri) 11:26

歴史のための闘い-次回の『吾妻鏡』-

No.20593

 後期初回の『吾妻鏡』は、諸日程の確認や、私事のまとまりのない報告にお時間をいただきました。
 難しい時節ではありますが、学問に携わった先人たちの足跡を見つめ直すのも意義あることかと思われます。

 次回の『吾妻鏡』のご案内です。

◆次回の木曜日のご案内◆

 日時:2015年9月24日(木)15:00頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 内容:後期に向けての諸事ご相談など
    (※以後の講読範囲は下記の通りです)
 範囲:『吾妻鏡』建保二年(1214)正月三日、二月三日・四日・十日・十四日、三月九日・十一日、四月十八日・二十一日・二十三日・二十五日・二十七日、五月七日、六月三日・五日・十三日、七月一日、二十七日、八月七日・十三日・二十九日、九月十九日・二十二日・二十九日、十月二日、十一月二十五日、十二月一日・二日の各条
         建保三年(1215)正月八日・十一日・二十日、二月二日・十八日、三月五日・十三日・二十日、四月二日・十八日、六月五日・七日・二十日、七月六日・十九日、八月二十一日・二十二日・二十五日、九月十四日・十五日・二十一日・二十六日、十月一日・十日・三十日、十一月五日・八日・十二日・二十日・二十一日・二十四日・二十五日、十二月十六日・二十日・三十日の各条

 ※木曜日の『吾妻鏡』ですが、9月は24(木)に開催の予定で、以後も木曜日の15:00過ぎから開催予定です。

◆次回の土曜日のご案内◆

 土曜日にも『吾妻鏡』を開催しておりますが、こちらのほうは9月26日に開催の予定です。
 これまで“武士とはなにか”のようなテーマで史料を読んでおりましたが、参加者のみなさんが本格的に修論準備に入られますので、関連史料を適宜持ち寄って読解していきたいと思います。
 以後も参加者の都合を勘案しながら、月に一回か二回程度のペースで開催していきたいと思います。(※新たにご参加を希望される方は、野口先生か岩田まで、事前にご連絡をいただけると幸いです)。

 日時:2015年9月26日(土)14:00~
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:参加者の皆さんとご相談しながら、史料は新たにご用意致します

 木曜日の『吾妻鏡』講読会は、基礎的な史料読解のニーズにも対応致しますので、初心者の方の参加も歓迎致します(土曜日のほうは参加者の現状に合わせて、必ずしも基礎的なニーズには対応致しません)。
 秋からなにか新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。