宗教・文化研究所の懸賞論文を書きませんか?

No.20572

 なんだかこのところ「腹ふくるること」が多くてイライラしていたら、胃腸の具合は悪くなるし、鏡に映った自分を見ると本当に以前よりも更に腹が出てきたようです。「これじゃ、もしも私が鎌倉幕府の御家人だとしたら随兵役はつとまりませんね」、と残念がっております。まったく、当節は外見9割だそうですが。鎌倉時代も「容顔美麗」「容儀神妙」がポイント。この点については、師範代が『紫苑』の最新号に詳しくお書きになっておられます。

 ところで、そろそろ夏休みも終わりに近づいてきましたが、何か充実感に乏しいという方はおられないでしょうか?京女のメンバーに限りますが、そんな方は宗教・文化研究所の懸賞論文を書いてみては如何かと。審査の上、入賞者には賞金と賞状を贈呈いたします。締め切りは9月30日水曜日までです。
 詳しくは募集要項または、宗教教育センター掲示板、学内WEBをご覧ください。
 http://web.kyoto-wu.ac.jp/shukyo/01/20150618160000.html

 当方は、溜まりに溜まった原稿に追われつつ、講演の準備と論文集の校正を進めております。運動不足なので、上に書いたように、またしても体重増加の兆しを感じております。ズボンがきつくなると胃腸の具合が悪くなるという悪循環。情けないし、カッコは悪いし、困ったことです。

 7日の月曜日は、姫路市の市民会館大ホールで「源実朝」のお話しをして参ります。

 ☆ 三省堂出版にお勤めの雨野弥生さんから、御高論「『古今和歌集』二十七番歌詞書の地名をめぐって─遍昭の時代における西寺─」(同志社女子大学大学院『文学研究科紀要』15)・「「石橋」考─『梁塵秘抄』三一四番を中心に─」(『同志社国文学』82)ならびに多くの御研究の成果を御恵送頂きました。
「舟を編む」お仕事と御専門の研究の両立は大変だろうと思うのですが、見事に貫徹されておられる。頭が下がります。
雨野さんに、あつく御礼を申し上げます。
編集:2015/09/04(Fri) 17:13

九月、再開の『吾妻鏡』

No.20573

 八月はお休みをいただいておりました『吾妻鏡』も、京都女子大の後期日程開始に合わせて九月に再開させていただきたいと思います。
 今月は、木曜日は9/17(木)と24(木)、土曜日は9/26(土)に開催予定です。

 木曜日・土曜日の『吾妻鏡』講読会はいずれも、基礎的な史料読解のニーズにも対応致しますので、初心者の方の参加も歓迎致します。
 秋からなにか新しいことをはじめてみようという方、夏のご見学の際になにかインスピレーションを感じられた学習院・愛知学院の皆様方など、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。

 木曜日の初回は、後期に向けてのご相談や、夏の出来事についていろいろとお話ししましょう。 

◆次回の木曜日のご案内◆

 日時:2015年9月17日(木)15:00頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 内容:後期に向けての諸事ご相談など
    (※以後の講読範囲は下記の通りです)
 範囲:『吾妻鏡』建保二年(1214)正月三日、二月三日・四日・十日・十四日、三月九日・十一日、四月十八日・二十一日・二十三日・二十五日・二十七日、五月七日、六月三日・五日・十三日、七月一日、二十七日、八月七日・十三日・二十九日、九月十九日・二十二日・二十九日、十月二日、十一月二十五日、十二月一日・二日の各条

 ※木曜日の『吾妻鏡』ですが、9月は17日(木)と24(木)に開催の予定です。

◆次回の土曜日のご案内◆

 土曜日にも『吾妻鏡』を開催しておりますが、こちらのほうは9月26日に開催の予定です。
 これまで“武士とはなにか”のようなテーマで史料を読んでおりましたが、参加者のみなさんが本格的に修論準備に入られますので、関連史料を適宜持ち寄って読解していきたいと思います。
 以後も参加者の都合を勘案しながら、月に一回か二回程度のペースで開催していきたいと思います。(※新たにご参加を希望される方は、野口先生か岩田まで、事前にご連絡をいただけると幸いです)。

 日時:2015年9月26日(土)14:00~
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:参加者の皆さんとご相談しながら、史料は新たにご用意致します