>野口先生

No.2052

 先日、論文を拝受いたしました。お気遣いありがとうございます。
 金永氏の論文は実は持っていたのですが、野口先生の三浦氏についての論文など、大変興味深く拝読しました。

 卒論発表会、つまらなかったのでは、とのことですが、とんでもないです。お若い方はこういうことを考えているんだなと興味深かったですし、勉強になりました。完成したらぜひ読みたいと思います。

Re: >野口先生

No.2054

 遠藤さん、今日は歴研大会に行かれたようで、頭が下がります。そういえば、卒論報告会の日も蒸し暑い一日でしたね。
 卒論報告会の発表内容については、小生は大学教員の立場から、安心したり、がっかりしたりしながら、結構面白く聴かせてもらいました(中世前期を専攻している関西の大学院生の「様子」もよくわかりました)。東国武士についてお詳しい遠藤さんには、すこし物足りなかったのではないかと思った次第です。
 そちらの掲示板における御発言などを拝読して、遠藤さんは、本気で研究者を志向されても良いのではないかと思っています。京都の大学の大学院にでも如何ですか?市内北郊の某大学院には、日本中世の芸術文化専攻で、週に何日か、横浜から通学されている女性の院生がおられると聞いています。
 報告会の内容は卒論のレベルですから、出版物に掲載されるまでには、まだ時間を要するかと思いますが、若い報告者たちの健闘を期待したいものです。
 なお、卒論報告会はもう一度開催されるとのことです。当ゼミからは、院政期を専攻している平田さん(神戸大院)と『六代勝事記』をテーマに卒論を書いた長村君(京大院)が報告の予定です。御都合がつけば、またおいで下さい。

9日の参考文献

No.2063

ご連絡がおくれて申し訳ありません。
来週9日(水曜)に、ゼミ例会で卒論報告をさせていただきます。その参考文献です。

弓削繁校注『六代勝事記』(中世の文学)。
弓削繁「軍記物の政道観と六代勝事記」・他(『六代勝事記の成立と展開』風間書房)。
美川圭「貴族たちの見た院と天皇」(『岩波講座天皇と王権を考える一〇 王を巡る視線』岩波書店)。
末木文美士「因果応報」(『岩波講座日本文学と仏教 二 因果』岩波書店)。
石田一良「『愚管抄』と『神皇正統記』」・他(『愚管抄の研究 その成立と思想』ぺりかん社)
玉懸博之「神皇正統記の歴史観」・他(『日本中世思想史研究』ぺりかん社)。
佐藤弘夫「中世の天皇と仏教」(『神・仏・王権の中世』法蔵館)。
村井章介「易姓革命の思想と天皇制」(『講座前近代の天皇 五 世界史のなかの天皇』青木書店)。
伊藤喜良「王土王民・神国思想」(『中世国家と東国・奥羽』校倉書房)。

あるいは辞典類で、上に上げた論文のキーワードや「神国思想」・「徳治思想」等。

当日は宜しくお願いします。

<野口先生
先日知り合った方(某大学院のM1)が、ゼミ員以外でも聞きに来てもよいかとおっしゃっているのですがよいですか?

付けたしアンド訂正

No.2064

上の書き込みのアドレスおかしいです。正しくはこの書き込みです。

私信で申し訳ありません
>「先日知り合った方(某大学院のM1)」
名前だしていいかわからないのでこう書きました。僕はご連絡先を存じ上げないので、ご連絡ください。

予習がたいへんだ!

No.2065

 長村君、参考文献の提示、ありがとうございます。ひょっとすると、まじめな山岡さんは全部読破してくるかも知れませんよ。
 某大学院M1なる方のご参加、もちろん大歓迎です。
 京大院元木研究室の佐伯君、お時間があれば、ぜひとも御出席下さい。
 ほかに関西(以外でも)の院生・学部生で中世政治思想史に関心のある方は、史学・文学の専攻を問わず、御来聴歓迎致します。
 長村君は今年の春、同志社から京大院に進学したばかりですが、もう立派な研究者としての識見をおもちで、小生も教えられるところ多大なものがあります。
 
 しかし、・・・上の書き込みは長村君らしい慎重さですね。

ご指名ありがとうございます。

No.2086

ご指名にあずかりました佐伯です。
どうもありがとうございます。
水曜日はもちろん参加させていただきます。
よろしくお願いします。

↑掲示板で書き込みをすると文章が無機質になってしまう性格なのですが、
 本当に楽しみにしております。
 野口先生、ゼミの皆様、どうぞよろしくお願いします。