今週の「教養科目」・「現社演習」・「研究所ゼミナール」

No.20031

 先週木曜日Ⅲ講時の「教養科目」。授業か終わってから「プリントが足りません」と申し出て来た学生さんがおられましたが、それは勿体ない話。ぜひ、時間中に申し出て欲しいところです。実際、別の列には後ろの方に残部がありました。
 それにしても、今のところ登録人数が決まっていませんので、今週はさらに20部を増刷して持っていくつもりです。

 順序が逆になりました。今週火曜の現代社会学部の演習ですが、Ⅲ講時の「基礎演習Ⅰ」は大学周辺の歴史のお話。Ⅳ講時の「演習Ⅰ」は、史跡散歩に出かけます。時間厳守で集合して下さい。

 研究所ゼミ。岩田君が告知してくれたように(>>No.20030)、土曜の講読会も今週25日から始まります。木曜に出られない方のほか、古参メンバーもぜひ御参加下さい。継続的でなくても大丈夫です。

 『紫苑』13号のデータは既に鈴木御夫妻宛にお送り致しましたので、近々アップされることと思います。鈴木君、どうぞよろしくお願い致します。

 ☆ 高橋秀樹先生より、御新著『三浦一族の中世』(吉川弘文館)を御恵送頂きました。高橋先生は貴族社会にも深く通じておられるので、在地・地方武士一辺倒の研究者の書かれたものとは異なり、気持ちよく拝読させて頂くことができます。また、あとがきに示された安田元久先生の「郷土史」にたいするお考えにも同感させられました。研究者たる者として、「一族会」とか「顕彰会」に対するスタンスはかくありたいものです。
 いずれにしても、この本は『吾妻鏡』講読会メンバーは必読。
 高橋先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ 中央大学の白根靖大先生より、御高論「日本海側からの視座による地域史研究-中世出羽の研究動向-」(中央大学人文科学研究所編『島と港の歴史学』中央大学出版部)を御恵送頂きました。
 かつて、この掲示板でも議論された清原氏の「貞」「真」衡問題が取り上げられています(私は、もう決着がついたと思っているのですが)。
 白根先生に、あつく御礼を申し上げます。 
編集:2015/04/20(Mon) 00:07

紫苑 第13号 アップロードしました。

No.20032

ISSNコードがどうこうと言っていたころから、もう10年も経ってしまったのですね。
取り急ぎ、最新号をページにアップしましたので、ご確認&ご覧ください。
http://rokuhara.sakura.ne.jp/organ/

確認しました!

No.20033

>鈴木くん お忙しいところありがとうございます。さっそく拝見させていただきました。

 『紫苑』第13号も、より多くの方にご味読いただけましたら幸いです。