若者は希望を捨てずに進め。然而、老人は諦めが肝腎である。

No.20029

 「老人は諦めが肝腎である」というのは、紛れもない老人である私が、今日厳しく実感したことです。こんなことを書いていることからも明らかなように、実はまだ、諦め切れていません。ほんとうに今日という日は重い一日でした。とてもいいお天気だったのですが。
 明日は午後になったら仕事をしに大学に出かけようと思っています。
 
 ☆ 文教大学の中村修也先生より、御新著『利休切腹 豊臣政権と茶の湯』(洋泉社)を御恵送頂きました。
 中村先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ 学習院大学の兵藤裕己先生より、先生の校注になる新刊の『太平記』三(岩波文庫)を御恵送頂きました。
 兵藤先生に、あつく御礼を申し上げます。
編集:2015/04/17(Fri) 21:41

『吾妻鏡』と書評会のご案内

No.20030

 木曜日の『吾妻鏡』のほうでは、老兵・和田義盛率いる和田一族の奮闘ぶり(和田合戦)を描いた条文を随次読んでおります。

◆次回の木曜日のご案内◆

 日時:2014年4月23日(木)15:00頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』建暦三年(建保元年、1213)五月二日の残り・三日・四日・五日・六日・七日・八日・九日・十日・十七日・二十一日・二十二日、六月二日・八日・十二日・二十五日・二十六日、七月九日・十一日・二十日・二十三日、八月一日・三日・六日・十四日・十七日・十八日・二十日・二十六日、九月八日・十日・十二日・十九日・二十二日・二十六日、閏九月十六日・十九日、十月二日・三日・二十九日、十一月五日・十日・二十三日・三十日、十二月一日・七日・十五日・十八日・十九日・二十日・二十一日・二十八日・三十日条

 ※木曜日の『吾妻鏡』ですが、今月は4月23日・30日に開催予定です。

◆次回の土曜日のご案内◆

 不定期開催ですが、土曜日にもやっております。
 今後も、参加者の都合を勘案しながら、月に一回か二回程度のペースで開催していきたいと思います。(※新たにご参加を希望される方は、野口先生か岩田まで、事前にご連絡をいただけると幸いです)。

 日時:2014年4月25日(土)14:00~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:配付済みの史料を随次読んでいきます
    (『吾妻鏡』建永二年(1207)八月十七日条、建保六年(1218)十二月二十六日条など)

 木曜日・土曜日の『吾妻鏡』講読会はいずれも、基礎的な史料読解のニーズにも対応しております。
 2015年度から何か新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。

◆書評会について◆

 先日来ご案内のとおり、5/2(土)には下石敬太郎氏(龍谷大学大学院)の担当による生駒孝臣氏のご著書『中世の畿内武士団と公武政権』(戎光祥出版、2014年)の書評会を開催する予定です。
 いわゆる連休中ではありますが、武士のことなどに興味のある方の積極的なご参加をお待ちしております。

 日時:2014年5月2日(土)14:30~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 内容:書評 生駒孝臣氏 著『中世の畿内武士団と公武政権』(戎光祥出版、2014年)
 担当:下石敬太郎氏(龍谷大学大学院)

 生駒氏ご著書の書評のほか、近年の武士論をめぐるさまざまな問題についても自由闊達に(ゆるゆると)議論できればと思います。