生駒孝臣『中世の畿内武士団と公武政権』の書評会を公開で開きます。

No.20012

 昨日のゼミは、最終号となる『紫苑』第14号、それに、これまたシリーズ最終回になる公開講座のことや、今後の日程について話し合いが行われました。それから岩田君の訪欧報告。・・・→お土産情報はFacebookの野口のページを参照のこと。

 今後の予定としては、5月2日(土)に下石敬太郎君(龍谷大学大学院生)による生駒孝臣著『中世の畿内武士団と公武政権』(戎光祥出版)の書評会を行うことが決まりました。岩田師範代のお骨折りにより、著者である生駒さんもお出で下さる由。せっかくの機会ですから、ゼミの研究会としてではなく、広く公開のかたちで実施したいと思います。会場は京都女子大学宗教・文化研究所共同研究室(L校舎3F)。開始時刻は14:30を目途にすることになりました。
 やや停滞気味の中世前期における西国武士団の研究に新たな展開を期する機会となれば幸いとするところです。当該ジャンルに関心のある方たちの参加を期待したいと思います。

☆ 青山学院大学の佐伯真一先生より、先生の御高論「『平家物語』は軍記か」や対談の掲載された『文学』第16巻第2号(特集「いくさ」と文学)を御恵送頂きました。
 佐伯先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ 埼玉大学の清水亮先生より、御高論「平一揆の乱と源性畠山氏」(黒田基樹編『関東足利時代の歴史 第2巻 足利氏満の時代』戎光祥出版)・「鎌倉府と「関東之八家」(関東八屋形)」(同編『 同 第3巻 足利満兼とその時代』)・「武蔵成田氏と鎌倉府権力・享徳の乱」(『地方史研究』371)を御恵送頂きました。
 清水先生に、あつく御礼を申し上げます。
編集:2015/04/03(Fri) 19:05

『紫苑』も楽しみな次回の『吾妻鏡』(時間にご注意)

No.20013

 前回は旅行の話にほとんどの時間を費やさせていただいてすみませんでした。最終号となる『紫苑』第14号につきましては、当掲示板をご覧の皆様にもご支援・ご助力をお願いすることになるかと思いますが、どうぞよろしくお願い致します。

 また、野口先生からもご案内いただきましたように、5/2(土)には下石敬太郎氏(龍谷大学大学院)の担当による生駒孝臣氏の『中世の畿内武士団と公武政権』(戎光祥出版、2014年)の書評会を開催する予定です。詳細はまた当掲示板でご案内しますが、武士のことなどに興味のある方のご参加をお待ちしております。

 そして木曜日の『吾妻鏡』では、次回はまたいつも通り『吾妻鏡』(建暦三年頃)を読んでいきたいと思いますが、『紫苑』第13号もロールアウトの予定だそうです。楽しみですね。なお、開始時間にご注意ください(※最初の書き込み時から訂正しております)。

 日時:2014年4月9日(木)15:00頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』建暦三年(建保元年、1213)四月七日・十五日・十六日・十八日・二十日・二十四日・二十七日・二十九日、五月二日・三日・四日・五日・六日・七日・八日・九日・十日・十七日・二十一日・二十二日、六月二日・八日・十二日・二十五日・二十六日、七月九日・十一日・二十日・二十三日、八月一日・三日・六日・十四日・十七日・十八日・二十日・二十六日、九月八日・十日・十二日・十九日・二十二日・二十六日、閏九月十六日・十九日、十月二日・三日・二十九日、十一月五日・十日・二十三日・三十日、十二月一日・七日・十五日・十八日・十九日・二十日・二十一日・二十八日・三十日条

 ※木曜日の『吾妻鏡』ですが、4月9日・16日・23日・30日に開催予定です。

 『吾妻鏡』講読会は、基礎的な史料読解のニーズにも対応しております。
 新年度から何か新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。