新著『東国武士と京都─中世東国武士像の再構築─』の構成

No.19998

 漸く春めいてきましたね。
 
 東欧歴訪中の岩田師範代は、ラトビアの首都リガで中世都市の面影を残す旧市街を見学した後、リトアニアに向かわれた模様です。
 
 このところ、中世前期に関する研究書の出版が相次いでいるようですが、当方もようやく論文集の注の形式の統一を済ませた原稿のデータを出版社に送信することが出来ました。あとは、図版と索引の作成、それに「あとがき」等の執筆をのこすのみとなりました。
 「とらぬ狸の皮算用」みたいな仕儀とは思いますが、この論文集の構成について、お知らせしておきます。

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 『東国武士と京都─中世東国武士像の再構築─』(同成社)

  目次
  序

  Ⅰ 東国武士の存在形態
  第一章 鎌倉武士」の成立と武士論研究の課題-一九九七年度日本史研究会大会シンポジウム報告によせて-
  第二章 「東国武士」の実像
  第三章 源平内乱期における「甲斐源氏」の再評価

Ⅱ 都市と流通・生産
  第一章 京都七条町から列島諸地域へ-武士と生産・流通-
  第二章 列島ネットワークの中の平泉
  第三章 「京武者」の東国進出とその本拠地について─大井・品川氏と北条氏を中心に─

Ⅲ 中央権力と東国武士
  第一章 『玉葉』─東国武士への視線─
  第二章 摂津源氏と下河辺氏
  第三章 下野宇都宮氏の成立と、その平家政権下における存在形態

  初出一覧 
  あとがき
  人名索引
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 【追記】
 ☆ 池田陽平先生より、御高論「天台教団の分裂と山王三聖」(『日本宗教文化史研究』18-2)を御恵送頂きました。
 池田先生に、あつく御礼を申し上げます。