『紫苑』第13号の初校ゲラが出ました。

No.19967

 入稿の遅れにも拘わらず、印刷屋さんの御厚意で早々に初校ゲラを出して頂くことが出来ました。執筆者各員一層奮励して校正につとめて下さい。提出締め切りは19日(木)です。 

 昨日の『吾妻鏡』講読会には坂口太郎先生も参加して下さり、いろいろ御教示を得ることが出来ました。興味深かったのは女院の実名に関する中世に作られた史料の存在。その文献によると、かの建礼門院こと平「徳子」は「ちかこ」とのこと。

 故・須田春子先生の旧蔵書の継承問題についても、おおよそ目途が立ってきたように思います。徐々に作業を進めていきたいと思います。

 ☆ 熊本中世史研究会より、工藤敬一編『中世熊本の地域権力と社会』( 高志書院)を御恵送頂きました。同会の50周年を記念して企画された論文集とのこと。
  工藤敬一先生・小川弘和先生をはじめ同会の皆様にあつく御礼を申し上げます。
  中世前期武士論研究の立場からすると、小川弘和「府官系武士団と肥後国」・中村一紀「筑紫の乱における菊池隆直と阿蘇惟泰」など、さっそく読ませて頂きたい論文です。
編集:2015/02/13(Fri) 18:18

次回は旅行の準備です

No.19968

 来週木曜日は、2/25~27のゼミ旅行(鎌倉)の事前学習会の予定です。準備を担当してくださっているみなさん、よろしくお願いいたします。
 見学先について少しでも知見を深めてから現地入りできると良いですね。
 開始時間は14:00ですのでご注意ください。

 日時:2014年2月19日(木)14:00頃~(予定)
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 内容:ゼミ旅行の事前勉強会

 ※それとは別に、次回以降の木曜日の『吾妻鏡』の今後の講読範囲は以下の通りです。
  木曜日の『吾妻鏡』ですが、3月は5日・12日・26日に開催予定です。

 範囲:建暦三年(建保元年、1213)三月二日・六日・八日・九日・十日・十六日・十七日・十九日・二十一日・二十三日・二十五日・二十八日・三十日、四月一日・二日・四日・七日・十五日・十六日・十八日・二十日・二十四日・二十七日・二十九日、五月二日・三日・四日・五日・六日・七日・八日・九日・十日・十七日・二十一日・二十二日、六月二日・八日・十二日・二十五日・二十六日、七月九日・十一日・二十日・二十三日、八月一日・三日・六日・十四日・十七日・十八日・二十日・二十六日、九月八日・十日・十二日・十九日・二十二日・二十六日、閏九月十六日・十九日、十月二日・三日・二十九日、十一月五日・十日・二十三日・三十日、十二月一日・七日・十五日・十八日・十九日・二十日・二十一日・二十八日・三十日条

 『吾妻鏡』講読会は、基礎的な史料読解のニーズにも対応しております。
 2015年から何か新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。