日本古文書学会研究会のご案内

元木泰雄
No.19892

 野口ゼミの皆さん、お久しぶりです。
 京大の「雑用係」の元木です。
 このところの会議の繁忙はすさまじく、ついに先日は6時間半(14時50分から21時20分まで)のロングランも体験致しました。新幹線開通前の、151系特急「こだま」「つばめ」などの、東京-大阪間の所要時間と一緒です(笑)。
 ちなみに、NHKのBSの取材も、ディレクターさんの熱心なご質問に、思わず熱弁をふるったこともあって、実に4時間。その結果が「あれ」・・・。
 実に徒労感にさいなまれる毎日です。
 といったことで、還暦を迎え、心身ともに疲弊しております。

 それはともかく、下記の要領で日本古文書学会の研究会を開催致します。
 今回は、東寺百合文書のデジタル化についてのご講演と、WEBを用いたデモンストレーションです。百合文書の実物は拝見いたしません。
 しかし、文書のデジタル化は、現在の重要な課題であり、その意義や今後の課題などを考える良い機会と思います。質疑応答の時間も予定しています。上島有先生もお越しになり、ご質問くださることになっております。
 ふるってご参加ください。
 なお、参加費は、案内発送などの費用の一部を負担していただくために、日本古文書学会が徴収するものです。よろしくご了承ください。
 
場所  京都府立総合資料館(地下鉄北山駅下車)
  2階会議室
日時  2015年1月24日 土曜日
14時~15時半頃 (受付は13時45分から)
集合場所 資料館玄関前
参加費  500円程度
報告者とテーマ
(1) 小森浩一氏(京都府立総合資料館)
       「東寺百合文書のデジタル化について」
(2) 岡本隆明氏(京都府立総合資料館)
       「『東寺百合文書WEB』のつかいかた」
東寺百合文書のデジタル化に関するご講演と、WEBを用いたデモンストレーションが行われます。終了後、質疑応答も予定しております。ふるってご参加ください。
参加希望の方は、下記までハガキにてお申し込みください。
 1月19日(月)必着でおねがいいたします。
申し込み先 
〒606-8501京都市左京区吉田二本松町 
京都大学大学院人間・環境学研究科 元木研究室

元木先生、お知らせありがとうございました。

No.19895

 元木先生には本年も大変お世話になりましたが、来年もまた、当ゼミ一同何卒宜しくお願い申し上げる次第です。

 古文書学会の研究会。日程的に私立大学は期末試験や入試の期間に重なるところが多いと思いますが、都合のつく方は是非出席して下さい。今後の研究に大いに資するところがあると思います。

 ☆ 広島なぎさ高校の加栗貴夫先生より、御高論(参加記)「就実大学吉備地方文化研究所二〇一三年度歴史シンポジウム「古代地域史フェスタⅢ~歴史考古学の現在~」」掲載の『岡山地方史研究』132ならびに古代・中世史研究会『実隆公記』を読む会「〈史料紹介〉『実隆公記』文明九年(一四七七)閏正月~十二月条 注釈」を御恵送頂きました。
 加栗先生に、あつく御礼を申し上げます。