年老いて、歩いて進む師走かな。

No.19685

 目下、現代社会学部のゼミ配属希望調査が進行中。PC入力なので逐次その状況を確認できるのでありがたい。演習Ⅰについて、当方への希望者は昨日まで4人だったのが、今朝は7人。そして先ほど開いてみたら2ケタを超えていました。
 現代社会学部には日本史好きな学生さんがたくさんおられます。地域振興とか歴史資産を活かした都市づくり等との関連も含めて、おおいに歓迎したいところです。・・・でも、あまり多すぎても・・・。
 学部所属でないところにジレンマを感じざるを得ません。

  来週はいよいよ「師走」。しかし、もう走る元気もありません。ゆえに我は師にあらず。

☆ 平安博物館で私の前任者であった同志社女子大学名誉教授朧谷寿先生より、御高著『堀河天皇吟抄 院政期の雅と趣』(ミネルヴァ書房)を御恵送頂きました。
 朧谷先生に、あつく御礼を申し上げます。

 ☆ 鹿児島国際大学の野中哲照先生より、御高著『後三年記の成立』(汲古書院)を御恵送頂きました。
 冒頭の「はしがき」はこれだけ。
 「従来、貞和三年(一三四七)とされてきた『後三年記』の成立年次を天治元年(一一二四)に引き上げる-これが本書の主旨である」
 これだけでも、インパクトのある本です。
 野中先生に、あつく御礼を申し上げます。
編集:2014/11/28(Fri) 16:50

卒論準備報告会

No.19686

 来週の木曜日は卒論の準備報告会となります。奈良女子大の窪田さんにご報告いただきます。

◆次回の木曜日のご案内◆

 日時:2014年12月4日(木)15:00~(予定)…14:00すぎからぼちぼち集まっております。
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 内容:卒論準備報告会

 11日・18日は通常通り『吾妻鏡』を読む予定です。

 範囲:承元五年(建暦元年、1211)十一月四日・二十日、十二月一日・十日・十七日・二十日・二十七日の各条
    建暦二年(1212)正月十一日・十九日、二月一日・十四日・十九日・二十八日、三月一日・六日・九日・十六日・二十日、四月六日・八日・十八日、五月七日、六月七日・八日・十五日・二十日・二十二日・二十四日、七月二日・七日・八日・九日、八月十八日・十九日・二十七日、九月二日・十五日・十七日・二十一日、十月十一日・十九日・二十二日、十一月八日・十一日・十三日・二十一日、十二月十一日・二十一日・二十四日・二十九日の各条

 ※木曜日の『吾妻鏡』ですが、12月は4日・11日・18日に開催予定です。

◆次回の土曜日のご案内◆

 不定期にて土曜日にも『吾妻鏡』の講読会を開催しております。
 国文学を専攻される方が主なメンバーとなりますが、そのほか従来の木曜日開催分にはご都合が合わなかった方もぜひ積極的にご参加いただけましたら幸いです。
 なお、こちらのほうも所属大学や国籍等に関係なく、お気軽にご参加ください(※新たにご参加を希望される方は、野口先生か岩田まで、事前にご連絡をいただけると幸いです)。

 次回は12/13(土)です。今後も、参加者の都合を勘案しながら、月に一回か二回程度のペースで開催していきたいと思います。

 日時:2014年12月13日(土) 13:00~
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:配付済みの史料を随次読んでいきます

 『吾妻鏡』講読会は、基礎的な史料読解のニーズにも対応しております。
 師走に何か新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。