研究発表について

No.1955

お知らせが遅くなりすみません。
次回(五月十二日)の研究発表は、私、永富絵里子が卒論にむけての経過報告という形で「三昧聖について~中世から近世の惣墓を中心に~」ということで発表させていただきます。
まだまだまとまっておらず、つたない内容で申し訳ないのですが、これから卒論を書くにあたりぜひみなさんからのご意見やアドバイスをいただけたらと思います。どうぞよろしくおねがいします。
場所は共同研究室で18:00からを予定しております。

主な参考文献は
細川涼一編『三昧聖の研究』 戒光祥出版 2001年
勝田至著『死者たちの中世』 吉川弘文館 2003年
です。よろしくおねがいします。

三昧聖と懸賞金。

No.1956

 プリンセスのご報告、楽しみにしています。ゼミメンバーにこの分野をとくに専攻している人がいないのが残念です。小生もまったく不案内ですが、昔、京都駅北側の中世「七条町」といわれた地域の発掘調査のさい、あのあたりが室町期に墓域化した際に三昧僧の活動が見られることを報告書に書いたような記憶があります。
 それから、三昧聖や惣墓については東京女子大学の高田陽介先生が精力的に研究をすすめられているようです。
 「中世の火葬場から」五味文彦編『中世の空間を読む』
 「戦国期京都に見る葬送墓制の変容」『日本史研究』409
 「三昧聖-畿内惣墓地帯の集団-」『近世の身分的周縁』1
などのご研究があります。

 ついでにて失礼ですが、昨日の演習や『吾妻鏡』の時間に紹介いたしましたように、ミネルヴァ書房では日本評伝選の刊行を記念してこのシリーズ既刊分にたいする読書感想文を募集しています。当然それなりの賞金も用意されています。そこで、提案・・・
 ☆ 元木泰雄先生著『源満仲・頼光』を読んで、懸賞金を獲得しよう。(もちろん、ほかの本でも良いのですが。)
 くわしくは、下記をごらんあれ。
http://www.minervashobo.co.jp/

 さらに、元木先生の御著作に関連して、『平清盛の闘い』の内容・記述の一部を某作家が盗用したという問題に関する資料は下記を御覧下さい。
http://members.at.infoseek.co.jp/shirohata1180/ikemiya3.html