何処に行ってもマイノリティ。

No.19460

 朝日新聞7日付朝刊教育欄の「高校日本史必修7割が否定的」という見出しに驚愕。

 大学は「娑婆」の常識・価値観・規範・習慣をそのまま通用させるべきところではないと考えるのですが、近年は、そうではない方向にドンドン進んでいて、それをいぶかしく思う人も極めて少数になってきている。
 そのうえ、こんな報道がなされると、本当に私は居場所を失ってしまいます。

 「高校教員や大学研究者にアンケートした結果」とありますが、私のところはもとより、私の周囲でそんなアンケートをうけとったという話は聞いたことがありません。「本当かよ?」というのが偽らざるところ。
 なにはともあれ、寂しいばかりです。

 ☆ 菱沼一憲先生より、御高論「生業と合戦-大和国平野殿荘の松茸山をめぐって-」(高橋典幸編『生活文化の歴史学5 戦争と平和』竹林舎)を御恵送頂きました。
 菱沼先生に、あつくお礼を申し上げます。
編集:2014/11/08(Sat) 00:07

向冬の候の『吾妻鏡』

No.19478

 体調を崩しておられる方も多いようですが、皆さま方におかれましてはご自愛いただきますようお祈り申し上げます。
 次回の『吾妻鏡』のご案内です。

◆次回の木曜日のご案内◆

 日時:2014年11月13日(木)15:00~(予定)…14:00すぎからぼちぼち集まっております。
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:承元四年(1210)十二月五日・二十一日の各条
    承元五年(建暦元年、1211)正月十日、閏正月九日、二月二十二日、三月十九日、四月二日・十三日・二十九日、五月四日・十日・十九日、六月七日・二十一日・二十六日、七月四日・十一日、九月十二日・十五日・二十二日、十月十三日・十九日・二十日・二十二日、十一月二日・三日・四日・二十日、十二月一日・十日・十七日・二十日・二十七日の各条
    建暦二年(1212)正月十一日・十九日、二月一日・十四日・十九日・二十八日、三月一日・六日・九日・十六日・二十日、四月六日・八日・十八日、五月七日、六月七日・八日・十五日・二十日・二十二日・二十四日、七月二日・七日・八日・九日、八月十八日・十九日・二十七日、九月二日・十五日・十七日・二十一日、十月十一日・十九日・二十二日、十一月八日・十一日・十三日・二十一日、十二月十一日・二十一日・二十四日・二十九日の各条

 ※11月の木曜日の『吾妻鏡』は13日・20日・27日に、12月は4日・11日・18日に開催予定です。

◆次回の土曜日のご案内◆

 先月から不定期にて土曜日にも『吾妻鏡』の講読会を開催しております。
 国文学を専攻される方が主なメンバーとなりますが、そのほか従来の木曜日開催分にはご都合が合わなかった方もぜひ積極的にご参加いただけましたら幸いです。
 なお、こちらのほうも所属大学や国籍等に関係なく、お気軽にご参加ください(※新たにご参加を希望される方は、野口先生か岩田まで、事前にご連絡をいただけると幸いです)。

 次回は11/22(土)ですが、開始時間が異なりますのでご注意ください(13:00~です)。
 今後も、参加者の都合を勘案しながら、月に一回か二回程度のペースで開催していきたいと思います。

 日時:2014年11月22日(土) 13:00~
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:配付済みの史料を随次読んでいきます

 『吾妻鏡』講読会は、基礎的な史料読解のニーズにも対応しております。
 紅葉も色づきつつある季節に何か新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。