要注意!要注目! 風邪の流行&『歴史学研究』増刊号

No.19100

 今日(17日)は朝から風邪ぎみで頭が痛い。しかし、講義を始めると、あれもこれも伝えたくなって結局午前のキャンパスプラザの授業は立ちっぱなしで、ホワイトボードに描きまくりながら、一時間半喋りまくってしまい、終わってから猛烈な疲労感に襲われてしまいました。
 それから、昔の勤め先の博物館で長村祥知君が頑張ってくれた陽明文庫の展示を見て、月一回の定例の会議。
 出席者に考古学者の先生が多いので、話がサッパリ見えず、しばし「内職」をしておりました。
 帰りはちょうど通勤時間に重なって、地下鉄では山科あたりまで立ちっぱなし。地下鉄に乗るのに立つのがつらくなるなんて、若いころには考えられなかったというのに。貧乏もイヤですが、年寄りになるのもイヤだねえ!

 ところで、みなさんは『歴史学研究』の増刊号をごらんになりましたか?中世史部会の討論のところに、やたらと師範代のお名前が登場致します。
 私など気が小さいものですから、学会などでは言いたいことがあっても「ジッとガマンの子であった」ことが多いのですが、岩田君は積極的に発言をされたらしい。これこそ学問研究を担う者の正しい姿です。

 ☆ 学習院大学の兵藤裕己先生より、先生の御校注による新刊の『太平記』二(岩波文庫)を御恵送頂きました。
 兵藤先生にあつく御礼を申し上げます。
 そういえば、朝日カルチャーセンター千葉の公開講座『太平記とその時代』の開講も、いよいよ来月にせまりました。そろそろ準備を始めなければならないのですが、時間が・・・。

 ☆ 前の職場で困難な状況に直面していたときに大変お世話になった考古学者の田中新史先生より、先生個人の力で発行されている『土筆』第11号を御恵送頂きました。
 田中先生にあつく御礼を申し上げます。
 田中先生のお仕事については、いずれ、詳しく書かなければならないと思っています。
編集:2014/10/18(Sat) 15:58

来週は二本立ての『吾妻鏡』

No.19111

 『歴史学研究』の増刊号はまだ手にしておりません。大会当日にお騒がせをし、増刊号で誌面を汚すこととなりまして失礼致しました。
 できるだけはやく拝読し、勉強させていただきたいと思います。

 次週の『吾妻鏡』のご案内です。

◆次回の木曜日のご案内◆

 日時:2014年10月23日(木)15:00~(予定)…14:00すぎからぼちぼち集まっております。

 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:承元四年(1210)五月二十五日、六月三日・十二日・十三日・二十日、七月八日・二十日、八月九日・十二日・十六日、九月十一日・十四日・三十日、十月十二日・十三日・十五日、十一月二十二日・二十三日・二十四日、十二月五日・二十一日の各条
     承元五年(建暦元年、1211)正月十日、閏正月九日、二月二十二日、三月十九日、四月二日・十三日・二十九日、五月四日・十日・十九日、六月七日・二十一日・二十六日、七月四日・十一日、九月十二日・十五日・二十二日、十月十三日・十九日・二十日・二十二日、十一月二日・三日・四日・二十日、十二月一日・十日・十七日・二十日・二十七日の各条

 ※10月の木曜日の『吾妻鏡』は23日・30日に、11月は6日・13日・20日・27日に開催予定です。

◆土曜日のご案内◆

 再三ご案内しましたが、今月から不定期で土曜日にも『吾妻鏡』の講読会を開催します。

 国文学を専攻される方が主なメンバーとなりますが、そのほか従来の木曜日開催分にはでご都合が合わなかった方もぜひ積極的にご参加いただけましたら幸いです。
 なお、こちらのほうも所属大学や国籍等に関係なく、お気軽にご参加ください(※新たにご参加を希望される方は、野口先生か岩田まで、事前にご連絡をいただけると幸いです)。

 初回は10/25(土)ですが、その先は参加者の都合を勘案しながら、月に一回か二回程度のペースで予定を立てたいと思います。
 開始時間は、14:00とさせていただきます。
 初回ということで、『吾妻鏡』を講読する上での手引き、『吾妻鏡』そのものについて、今後講読予定の史料のご相談などをさせていただきたいと思います。

 日時:2014年10月25日(土) 14:00~
 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』の講読にあたって諸事ご相談

 『吾妻鏡』講読会は、基礎的な史料読解のニーズにも対応しております。
 天高く馬肥ゆる季節に何か新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞお気軽にご参加ください。