総合教育科目演習受講生への連絡ほか。

No.1836

 >月Ⅰの演習受講生の皆さんへ   26日の報告は、2名ではなく3名になります。各報告の時間が少なくなりますが、よろしくお願いいたします。
 
 >ゼミメンバー諸姉兄  『日本歴史』5月号に高橋昌明先生の「平重盛の小松殿と小松谷」という論文が掲載されています。京女周辺の問題を取り扱ったものなので、熟読しておいてください(山本君・平田さんは必須)。この論文や小松殿の評価については、そのうちゼミで議論したいと思います。
 ついでに、『歴史読本』6月号に「検証 征夷大将軍と源氏の血脈」という拙文が載っていますので、これもあわせて御検討下されば幸いです。説明不足なところが多く、批判すべき点は数多いと存じます。

 >山田邦和先生  花園大学の研究所の見学会の件、どうぞよろしくお願い申しあげます。ただ、京女の学生さんは、土曜日の午後は資格課程の授業に出席する人が多いようです。

 >山田ちさ子様  アテネ新書の『源義経』を見つけられたとのこと、実にラッキーなこととお慶び申しあげます。どこで?、いくらで?・・・今度、お教え下さい。
 ちなみに、すでに絶版になっている拙著『鎌倉の豪族Ⅰ』がEasy Seekの古本屋街に出ています。著者が自分の口から言うのも何ですが、東国武士の研究を進めようとされる人にとっては、これは掘り出し物だと思います。なお、この本はいささか誤植が多いので、お持ちの方は、お知らせ下されば正誤表をお送りします。
 
 ☆ 金曜は前年度同様、同志社に出講していますが、講義後に茶会が出来ないのが、さみしい限りです。
 明日(24日)は、学習院で開かれる平家物語研究会に出席のため、東下りです。志立正知氏による『延慶本平家物語』巻12の輪読のほか、高松百香氏「興福寺再建と兼実-中世摂関家の再編-」と樋口州男氏「竹内理三の人と学問」の二本の報告があります。
 そんなこんなで、このところ研究室に不在のことが多く、申し訳ありません。そう言えば今年度前期の「在室状況」の更新もまだでした。業績(もちろん、掲げてあるのは主なものだけですが)も追加しなければならないので、そのうち一緒にしたいと思います。それでは・・・。

Re: 総合教育科目演習受講生への連絡ほか。

平田樹理
No.1841

ご無沙汰しております。こんにちは。

>野口先生
本年度公開講座の受付、出迎え等承りました。家人のお役目、しっかり果たしたいと思います。自分から名乗り出るべきでしたね。申し訳ありません。
高橋先生の『日本歴史』5月号の「平重盛の小松殿と小松谷」もですが、講義等、平家関係の事を勉強しますと、自分がいかに恵まれた環境に住み大学に通っていたか、思い知ります。自分が法住寺内にいるようなものですから。京女の学生さん、本当にすごいですよ!(笑)

Re: 総合教育科目演習受講生へ

山岡 瞳
No.1848

総合教育科目の件、了解しました。先週に引き続き三人というのは大変ですね。どれくらい大変かと言いますと、生徒の発表、先生との質疑応答のみで、他の生徒は聞き役に徹するという状況です。次の次からは二人ずつになるということなので、そろそろ出番でしょうか?といっても簡単な質問しかできませんが…。盛り上げる係には程遠いです(-.-;)

先日野口先生に「まずインターネットに繋ぎなさい」っ言われましたが、ウィルスがこんなにも頻発している中で接続するのは心配です。パソコン講習会が開かれるときには技術的なことはもちろんですが、ウィルス対策の方法もご指導お願いしますm(__)m

学生と生徒。

No.1860

 >山岡さん  細かいことを言うようですが、大学生は「学生」です。「生徒」は高校生。「児童」は小・中学生。
 このところ、山岡さんに限らず、自分を生徒だと思っている大学生が多いようです。しばしば、マスコミもそんな言い方をする。たしかに、大学大衆化の今日、高校生みたいな気分で大学に来ている「学生」さんも多いこととは思いますが、教室では師と弟子であっても、大学というところは基本的には教師と学生は対等な「市民」として対峙する場です。そこに学問の伝達が自由に行われる空間が存在しうるのです。「学生」と「生徒」の間には深くて広い溝があることを覚えておいて下さい。京都女子大は、あくまでも、いつまでも真の「大学」であって欲しいと小生は念じています。

中等後教育

No.1864

 この前の例会に参加したときに「情報処理士」は必要のある資格なのか?という話題になり、その時にいろいろと調べてみました。→http://www.jacb.gr.jp
 そこでは、中等後教育という表現になっていました。大学は高等教育機関では無かったのかな?とも思いましたが...。
 野口先生が以前仰っていた「就職専門学校化」に伴う、意識の変化にあたるのでしょうか?

★パソコンについて
 生物界でのウィルスとは違い、根絶は可能です。コンピュータは積極的に使わなければ覚えられません。しかも、簡単には故障は起こりませし、車のように人に危害を加えるような事もありません。確かに高価なものですが、壊れても元通りに直せるものですので、その点で安心して主体的に使ってください。