明日の例会報告について。

No.1776

 MLで伝達されているように、明日の例会は山本陽一郎氏(神大院)の研究発表「越前斎藤氏の存在形態」です。山本君本人から『福井県史』や『福井市史』といった参考文献が示されていますが、そのほかに
 浅香年木『治承・寿永の内乱論序説』(法政大学出版局)
が必読です。国文の方には斎藤氏は馴染みが薄いかも知れませんが、例の滝口入道時頼や守覚法親王に仕えた斎藤友実がこの一族の出身で、当然この報告で触れられるはずですから、「攻撃材料」を御用意下さい。
 また、説話関連では、斎藤氏の祖は『今昔物語集』などでご存じの「藤原利仁」ですから、つっこみの材料はふんだんにあります。利仁の説話については、山本君・平田さんの指導教官である高橋昌明先生の「説話の奥行きを探る-利仁征新羅将軍説話を素材として-」(神戸大学文学部『五十周年記念論集』)があります。出席者は事前勉強をちゃんとして、報告者の「労」に報いたいものです。
 山本君、どうぞ宜しく。  

..

No.1777

山本さんの発表には関係のない話で申し訳ありません。

野口先生>
野口先生のご自宅のほうのアドレスへ、メールを送信しました。ご確認、よろしくお願いします。

畠山重忠の漫画をどうぞ。

No.1778

 鈴木君に書き込んでいただいた件はすでに了解いたしました。
 『吾妻鏡』講読会に出席される方は、小生監修・横浜市旭区作成の畠山重忠のマンガのコピーを差し上げますので、明日おいでのおり、野口研究室にお立ち寄り下さい。ついでに、『歴評』掲載の拙文コピーも用意しておきます。
 それから、例会のはじまる前に時間の空いている京女の学生さんは、お茶の用意などお願いしたいので少し早めに来ていただけると助かります。共同研究室は17時から使えます。
 なお、開始時間が遅くなったようですが、21時までには学外退去完了の段取りでご予定下さいますよう。

大盛況!本日の例会。

No.1780

 今日の例会の出席者の数はすごかったですね。赤塚不二夫流に言えば「忘れたくても、思い出せない」くらいの人数でした。
 「しかも」、と言っては失礼ながら、山本君の報告は上出来で、進歩の程は感動ものでした。畿内近国の武士団研究において画期的な成果が期待できるように思いました。個別研究以上の展望もひらけてきました。『古代文化』に推薦できるように、山本君には一頑張りを期待しましょう。
 「それに」、と言っては失礼ながら、今回の例会には前回初めてお出でいただいた関学大院DCの岩田慎平さんはもとより、京大院DCの佐伯智広さんも出席してくれて適切なアドバイスを頂くことができ、報告者は実に多くの恩恵を得て、うらやましい限りでした。これぞ、研究発表の醍醐味というやつですね。
 山内さんの「給所」の質問も良かったですよ。 
 ところで、次の例会を設定すべき今月の第四水曜日は、すでに京大で『台記』研究会が予定されていますので、休会とし、代わりに神護寺の虫払いに、話題の「伝・源頼朝像」や「北条政子自筆書状」を見に行こうという企画が立てられつつあります。ご存じのように、小生宅はGWの時期に書架設置の大工事(=大出費)が入る予定ですので、日程についてはその予定が明確になってから提案者の田中さんと御相談のうえ、お知らせ申しあげたいと存じます。
 また、不要となる書架およびカラーボックスの品定めを目的とされる拙宅への家庭訪問の御計画をお持ちのメンバーにも、いずれ御案内を差し上げたく存じます。さらに、書架移動に伴う労働力の挑<「徴」の誤り←鈴木君の御指摘による>発(公事とか夫役というものではなく、あくまで志願制ですから・・・念のため)についても、追って御協力を御願い申しあげたく、その節はよろしくお願いいたします。
 最後になりましたが、本日の例会に、お土産のお菓子を御寄進下された広瀬さんと野口君に、メンバー諸姉兄の胃袋になり代わってあつくお礼を申しあげます。
 それにしても、本日も諸姉兄は、「また」帰途に宴会をなされたのでしょうか?御報告をお待ちします。

Re: 明日の例会報告について。

No.1782

 裏?例会だけしか、参加はできませんでしたが
 誰が来ていたのかわからないくらい(実際、初めてお会いした方も多かったと思いますが)大盛況でしたね。
 書架設置の大工事ですが、蔵書管理等の電子的な作業が必要でしたらお呼びください(^O^)。力が無いので体を張った作業は苦手ではありますが...
 神護寺ツアーには、我が家のムーブで駆けつけたいと思います。よろしくお願いします。
 
P.S.挑発→徴発の間違いではないですか?(重箱のすみですいません。)
 野口孝子先生のメールの件、返信いたしました!!