夏の『吾妻鏡』祭-次回の『吾妻鏡』-

No.16600

 暑中お見舞い申し上げます。
 梅雨も明けて、期末試験・期末レポートの季節だと思います。

 さて、次回31日の『吾妻鏡』は、特別に少し長めに時間を取って読みたいと思います。
 31日の12:00に共同研究室にお集まりいただいて、その後、夕方までどーんと読みましょう。

 日時:2014年7月31日(木)12:00頃~(予定)

 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』頼家・実朝期の振り返り(承元三年などの記事)

 ※まだまだしばらく“振り返り”を続けていきますが、それが終わった後の範囲は以下の通りです。
  “振り返り”にもようやく終わりが見えてきたような。

     承元四年(1210)正月一日、二月五日・十日・二十一日、三月十四日・二十二日、四月九日・十九日、五月六日・十一日・十四日・二十一日・二十五日、六月三日・十二日・十三日・二十日、七月八日・二十日、八月九日・十二日・十六日、九月十一日・十四日・三十日、十月十二日・十三日・十五日、十一月二十二日・二十三日・二十四日、十二月五日・二十一日の各条
     承元五年(建暦元年、1211)正月十日、閏正月九日、二月二十二日、三月十九日、四月二日・十三日・二十九日、五月四日・十日・十九日、六月七日・二十一日・二十六日、七月四日・十一日、九月十二日・十五日・二十二日、十月十三日・十九日・二十日・二十二日、十一月二日・三日・四日・二十日、十二月一日・十日・十七日・二十日・二十七日の各条

 『吾妻鏡』講読会は基礎的な史料読解のニーズにも対応しております。
 夏真っ盛りの季節に何か新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞご自由にご参加ください。京都女子大の方限定ではありませんよ。

夏が来ると思い出す、表参道で食した鰻重の味。

No.16611

 31日は共同研究室に集合の後、A地下か「ぐるんぱ」あたりで昼食会を開いて、それからゆっくりと『吾妻鏡』を読む予定です。
 昼食は私が「奢る平家!」。
 ディナーではなくランチで、しかも学生食堂というのが私のセコイところ。
 我が恩師の貫先生などは、夕刻に前期最後の大学院ゼミを終えてから、表参道の青山通りに面した、たしか「佐阿徳」という名の料亭に現役院生のみならず修了生も誘って鰻重とビールでおもてなしして下さったものでした。すごい御負担だったと思います。
 不肖の弟子ゆえに、財政規模と人間的な度量の差に於いて、これを忠実に真似ることは出来ませんので、縮小版でご勘弁下さい。

 ところで、今週はよく働いたせいか、遂に今朝、いつもの時間には起床できないほど疲れ果ててしまい。今も身体不調で、後回しになってしまった月末締切の論文にも取り組めません。
 しかし、だからといって呆然としているのも気が引ける。そんなときに、この掲示板とかFacebookは格好の時間つぶしの場という事になるわけです。
 直面する課題からの逃避の場にしていて申し訳ありません。

 それから、全巻完結した『中世の人物』ですが、「あっ!夫婦で執筆している」と話題になっているお二人がいるそうです。そう言えば、そうですね。よい記念になったことと思います。
 末永くお幸せに!