明日の教養科目と研究所ゼミナール&現社ゼミ配属希望調査

No.15891

 こんな時代が来るとは思いもしませんでした。完全に歴史家失格です。それとともに、戦後の社会科教育の末席に連なった者として、慚愧に堪えません。ただ現場において、私にできるだけのことをやってきたつもりではおります。

 未来へのわずかな希望を、授業やゼミの場に集まってきてくれる若い方たちに託しながら、いましばらく頑張っていきたいと思います。
 
 明日、Ⅲ講時の教養科目の講義テーマは「老僧重源の「復興」と日野・醍醐(観光とは何かも考えよう)」です。ちょっとテーマを欲張ってしまいましたので、うまく話がまとめられるかどうか。

 ゼミでは、『吾妻鏡』を読む前の雑談の時間に、少し公開講座を振り返ってみたいと思います。講演の内容はもとより、運営面の反省とか、来年度のことなども・・・。

 それから、目下、現代社会学部の基礎演習Ⅱと演習Ⅱの配属希望調査が行われていますが、私の演習を希望する方は、できれば、学籍番号だけではなく、名前も明記して送信して下さるようにお願い致します。

お世話様でした-次回の『吾妻鏡』-

No.15892

 遠い昔、遙か彼方の銀河系の、この台詞が思い出されます。

 「So this is how liberty dies.」

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 さて、土曜日は【2014年度宗教・文化研究所公開講座】でした。
 ご講演いただきました湯浅治久先生、ご来場いただきました皆さま、諸事奔走していただきました宗教教育センターをはじめとする京都女子大学関係部署の皆さん、野口先生、ゼミ関係者のみなさんに御礼申しあげます。
 このたび講演の機会をいただき、普段のゼミで議論しているようなことをたくさんの方々にお聞きいただくことができたのは、ゼミにとっても良かったのではないかと思います。

 明日(7/3)のゼミの時間では、公開講座についての事後報告会というか、当日のことについていろいろ意見交換など致しましょう。今後の日程などについてもご相談させてください。

 日時:2014年7月3日(木)午後3時頃~(予定)

 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:公開講座のレビュー、『吾妻鏡』頼家・実朝期の振り返り(建永二年~承元二年などの記事)

 ※まだまだしばらく“振り返り”を続けていきますが、それが終わった後の範囲は以下の通りです。
  “振り返り”にもようやく終わりが見えてきたような。

     承元四年(1210)正月一日、二月五日・十日・二十一日、三月十四日・二十二日、四月九日・十九日、五月六日・十一日・十四日・二十一日・二十五日、六月三日・十二日・十三日・二十日、七月八日・二十日、八月九日・十二日・十六日、九月十一日・十四日・三十日、十月十二日・十三日・十五日、十一月二十二日・二十三日・二十四日、十二月五日・二十一日の各条
     承元五年(建暦元年、1211)正月十日、閏正月九日、二月二十二日、三月十九日、四月二日・十三日・二十九日、五月四日・十日・十九日、六月七日・二十一日・二十六日、七月四日・十一日、九月十二日・十五日・二十二日、十月十三日・十九日・二十日・二十二日、十一月二日・三日・四日・二十日、十二月一日・十日・十七日・二十日・二十七日の各条

 7月も3日・10日・17日・24日など各木曜日に開催予定です。
 今年は祇園祭山鉾巡行が二回(前祭・後祭)行われますが、前祭の巡行は17日(宵山14~16日)、後祭の巡行は24日(宵山21~23日、ホコ天・露店なしの予定)です。前祭も後祭も『吾妻鏡』の日ですね。

 15:00ちょうどには参加者全員が集まらないと思いますので、だいたい揃ったところでぼちぼち始めていきたいと思います。集まるまではのんびり雑談しましょう。
 
 『吾妻鏡』講読会は基礎的な史料読解のニーズにも対応しております。
 夏の訪れを感じる季節に何か新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞご自由にご参加ください。京都女子大の方限定ではありませんよ。