ネット的浦島太郎状態
No.1524
久々に書き込みます。しばらく、下宿の更新手続きや源泉徴収料の返還手続き(所得税バック)、また部屋の掃除など身の周りの雑事に追われていました。ついでに、猫の洗濯(?)をしようと思いましたが、めちゃくちゃ嫌がられたので、やめました。その間に掲示板上の話題が、全然変わっているのには、驚きました。まさしく浦島太郎の気分です。
ちなみに、先生の猫(すいません、名前は失念しました)はお風呂とかどうしているのでしょうか?
>廣政さん
上記の田中さんのご指摘通りで入手できますが、必ず入手しなくても構いません。文庫がまだ書店で入手できると思っていたのですが、文庫版も絶版になっているとは知りませんでした。田中さんに、車の運転に引き続き、またまたフォロ-してもらいました。面目ないです。
鹿児島・猫・絶版
No.1525
>廣政さん
鹿児島は如何でしたか?何処に行かれましたか?鹿児島は今、新幹線開通でおおいに盛り上がっているはずです。
しかし、先月から韓国・中国・鹿児島と、すごい行動半径ですね。
明日の卒業式、総代がんばってください。小生、学部と短大と両方に出るのも何ですし、どうしようかと思っております。
>山本君
このまえの『吾妻鏡』の日程のようなこともありますから、できるだけこの掲示板を覗いてください。なにしろ、何が起きているか分からないのがこの掲示板ですから。小生など・・・・・。
猫(ペ<半濁音>ンとクゲ、8歳と7歳、ともに雌の親子、ペンは京都新聞に登場の経歴を持つ)は千葉に住んでいた頃は、外に出ていたので、時々、入浴させていましたが、今はほとんど家猫なのでブラッシングだけできれいです。猫を入浴させるコツは、温めのお湯を使うこと。それから、ふだんの信頼関係でしょうね。人間も同じですよ。
本の件ですが、田中さんの御紹介のサイトで、試みに自著を検索したところ、幻の名著?『鎌倉の豪族』が出ていましたよ。手に入れられた方には正誤表を進呈いたします。
それにしても、石井先生の『鎌倉幕府』のような不朽の名著が絶版というのは困りますね。最近の出版界は、本を消耗品のように扱っていますね。良い本を作って売るのではなくて、売れる本しか作らないというのは自殺行為だと思います。
ところで、河合斉藤氏の某を閑院流藤原氏の某人が左衛門尉に挙申した史料の件ですが、じつに意味深いことなので、小生が論文に仕立ててしまおうかな?
Re: ご無沙汰しております。
廣政 愛
No.1537
田中さん、山本さん、ありがとうございます。早速覗いてみます。
野口先生、明日はどうぞ短大の方にいらして下さい。
先生から「鹿児島とは」というお話を拝聴したあとだったのでどきどきでしたが、到着後すぐ民宿に荷物を降ろし、近くの中学校をお借りしずっと稽古だったので、しっかりと「鹿児島」を味わう事ができませんでした。
(たまには場所を変えての稽古もいいものです。)
最後の日に少し観光があり、内之浦宇宙空間観測所を見学した後、桜島に行きましたが、実はあまり興味がなく・・・すみません、お土産だけ確保して帰ってきました。
少量ですが18日にお持ち致します。
東京遠征中
鈴木 潤
No.1545
内之浦のロケット射場に行ったのですか?
うらやましい…。
あそこは日本初の人工衛星『おおすみ』を打ち上げた場所だったと思うのですが。(うろおぼえ)
宇宙開発事業団と文科省の組織が合体して、JAXAになったけれども、H2Aロケットの失敗やらなんやらで、あまり良いニュースを聞かないので。
どんな施設でした?
P.S.高校の修学旅行は筑波の宇宙センター見学でした。(周りは興味なさげな様子の中)一人大はしゃぎでした(笑)
猫風呂
No.1548
猫ということで、関係ないところから乱入させていただきます。
家内が結婚前から猫を飼っており、そこに転がりこむかたちでしばらく、同居させてもらいました。
猫によってずいぶん違うようで、コマーシャルでは風呂に入っている猫を見かけたりしましたが、我が家の猫は風呂嫌いで、仕方なくシャワーしておりました。ただ、それも一苦労で、猫を拉致するためには、逃げられないように窓を閉め、家の中でも隠れる場所のないようにし、それからおもむろに抱きかかえて風呂場に連行するのですが、途中で察知されると大騒ぎになりました。うまく風呂場に連れ込むと、猫用シャンプーで洗うのですが、その間中ずっと大声で鳴いて・泣いておりました。ここで気をつけなければならないのは、耳の中に水が入らないように両耳をおさえながら洗うことでしょうか。洗い終えてからは、よく水分をふき取るまえに逃げられないことも肝心です。居間で、お返しとばかりに、水を周囲に撒き散らされますので。
外に出していらっしゃるなら、数ヶ月に一度くらいは洗ってあげたほうがいいのではないかと思います、周囲の状況にもよりますが。
うちの猫ですが、その後、子供が生まれて数ヶ月たってから、病気で亡くなってしまいました。子供が喘息持ちだったので、潔く身を引いてくれたのかなと、うちでは慰めあいました。ちゃんと火葬にし、骨はつぼに入れて、お守り代わりにおいてあります。
卒業式・猫。
No.1551
たった今、卒業式から戻ってきました。廣政さんの「卒業の辞」は、落ち着いていて、なかなかのものでした。2年後に学部の卒業式でもまた総代になって下さい。
平田さんも今、挨拶に来てくださいました。
ところで、長い間飼っていた犬や猫に死なれるのはつらいものですね。小生、20歳前後の頃に、ドンという名前のコリーを飼っていました。この犬とは、まさに起居をともにしていました。朝方はいつも私の掛け布団の上にのっていて、じつに重かった。夕方はかなり長距離の散歩に連れて行っていました。散歩の途中、「ライオン丸」などと呼ばれて、子どもたちの人気を集めていました。
どうしても、結婚して子どもが出来ると、昔のようには構ってやれない。それでも、死んだのは小生の腕の中で、心臓がとまったのがわかりました。
猫は鹿児島の借家に住み着いていて、千葉まで連れてきた(というより自己選択してついてきた)チクワという名の、たいそう賢い猫(鹿児島では近所の人たちから「神様猫」と呼ばれていました)が飼った最初です。この猫は当家で大往生でしたが、次に飼ったアメリカンショートヘアーの雑種でネギという名前を付けた猫は、病院で死なせてしまいました。病院に連れて行った時、とても嫌がっていたことを思い出すにつけ、家で死なせてやれば良かったと、今さらながら悔やんでいます。
最近、猫を家の中で飼うことを義務づけるような発想が強いのですが、小生には、昔のように、野良猫が塀の上を歩いていたり、七輪で焼いているさんまをかっさらっていったりするような光景が見られる方が、人間にも健全な環境だと思うのですが・・・。
>鈴木君。先生とのお話はいかがでしたか?
鹿児島は「ウチノウラ」にロケットの発射場があるところです。
猫権擁護委員会
No.1553
野口先生、石浜さん、猫に関するレスありがとうございます。うちの猫は、基本的に室内猫なので、汚れることはないのですが、全然風呂に入れたことがないので少し心配していました。でも、猫自体はくさくないので、いいのかなぁと思っていました。しかしかなり大変そうですが、いつか風呂で洗いたいと思います。それと信頼関係ですね。ちなみに家族の中では、一緒にいる時間が一番長いはずの自分より、父親に何故か一番なついています。ちょっと不安ですが。
ところで、末松さんご指摘の、十二支に猫が入っていないといい、「猫ババ」「化け猫」など、日本における猫のイメージってあまり良くないですね。古代エジプトでは、猫は神様の使いだったり、日本でも昔は、犬のケガレはあっても、猫のケガレはないように、今ほどマイナスのイメージは無かったのではないかと思います。自分が思うには、そのマイナスイメージは江戸時代になってから形成されたのではないかと思います。江戸幕府の官学であった朱子学の普及とともに、「忠君」「滅私奉公」といったイデオロギーが、近世においてプラスの評価をされるに従って、主人に忠実な犬は賞揚されて、勝手気ままに暮らす猫はマイナスに評価されたのではないでしょうか。それは犬を主人公にした滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』などの文学作品にもあらわれているように思えます。従って、猫は近世封建イデオロギーの隠れた被害者なのかもしれません。でもこんなに猫の弁護をしても、あまり猫本人に被害者意識がないのですが、ただ少し猫に対する見方がどこからきているのか、普段猫を飼っているものとして思う所を述べてみました。
東京遠征報告
No.1555
東京工業大学の某先生の研究室へ訪問に行ってきました。さすが、東京のトップオブでした。規模や予算が全然違って、よだれが出そうな設備がそろっていました。(都庁の壁の材料を設計した研究室とか..平面のBSアンテナとか...)
大学院でいけるかどうかは別として、しっかり眺めてきてよかったという感想です。
希望の研究室の先生は、とても親切で不安に思っていたのがあほらしくなるくらいでした。
ただ、田中さんの「何か無理をして背伸びをして行っても、結局は見抜かれるから、そのままで行けばいい」という助言がとても心強かったです。帰りに論文の抜刷をいっぱいおみやげにもらいました(^^
夜行バスで新宿駅まで行ったのですが、道が碁盤の目状ではもちろん無いので、朝も晩も迷ってしまいました...。ヨドバシカメラがいっぱいあって頭がゴチャゴチャに。
ホテルのチェックインまで時間があったので、代々木で降りて明治神宮を参拝して、新宿まで歩きました。途中、道に迷って周りがハングルばっかりの通りに出て、話している言葉も韓国・朝鮮語で「ここはソウルか?」と間違えそうなほどの空間を通ったり、東京都庁に登って夕焼けに染まる都心を眺めたりしました。
やはり、京都人としては三方に山がないと“不安”です。
猫の話題で盛り上がっていますが、我が家の黒猫「クロ」は今年の1月中旬に帰ってこなくなりました。僕が小学校低学年の時から、野良ネコの状態ではありますが、我が家に居着くようになりました。もう結構な年で、1月の一番寒い晩に顔を見せなくなりました。死に際を見せないと良く言われますが、本当にそうなりました。縁起はあまり良くないみたいですが、大事なかわいい黒猫でした...。
東横イン新宿から書込でした...。
猫について
No.1558
>山本さん
ちょっと、調べてみました。日本のネコは仏典と共に中国から入ってきたようです。中国では、随の時代(589~617AD)には、早くも猫鬼という妖怪が登場しますが、これは人を殺したり、財を奪ったりする悪者です。もちろん架空の物語ですが、光に反応してスリット状に変化する目や、静電気を帯びて青光りする毛など、実際の観察からも猫に魔性を見るようになり、さまざまな言い伝えや「金花猫」などの怪奇談を生むことになったようです。
金花猫は老猫が化けたもので、月光を吸って怪異をなし、美男、美女に化けるそうです。他にも、猫は老いると人間のことばを話し、歌を歌う、猫は妓女の生まれ変わり(日本でも芸者を隠語で猫と呼ぶ)などの伝承があります。そして黒猫を殺せば祟る、瀕死の病人や死人に猫を近付けるな、といった禁忌も生まれました。もちろんその姿形から、平安時代から愛猫家がいたことも事実ですが、上に書いた中国から輸入された影響から、鎌倉時代あたりには「怪猫」が登場するようですよ。『明月記』に登場するらしいです。
どちらにしても、猫についてはプラスとマイナスのイメージが極端で、猫の報恩が近世になってからも出てくる事を考えると、「マイナスイメージ」が強いとは言い切れない気がします。
ちなみに、わが家は猫のナワバリ争いの真っ只中にあるらしく、ちょくちょく家の敷地内で猫のケンカが見られます。昔、犬を飼っていた頃は、その犬がギリギリで届かない塀の上をうろうろする、いけずなボス猫がいたものです。以上、イヌ派の田中裕紀でした(笑)
>鈴木くん
東京出張ご苦労様。私も今週末に「出張」する予定です。東京工大の先生への面会、無事終わったようで何よりでした☆