久しぶりのゼミコンパ

No.14457

 今朝の新聞に「教職員の疲労度が一般の二倍」という記事がありました。
 http://www.asahi.com/articles/ASG5X4VGPG5XPLBJ006.html?iref=comtop_6_05
 一部の例外を除いて小中高の先生方が激務の渦中にあることはよく承知しています。私も1979~86年度の7年間、千葉県の新設高校で教員生活を送りましたが、思い起こすと、あの毎日は若さあってこそ乗り切ることが出来たのだと思います。一緒に初任で配属された高校で苦労をともにした年長の同僚とは、ともに現役を退いたら大いに往時を語り合って溜飲を下げたいと思っていたのですが、その「戦友」も10年ほど前に亡くなってしまいました。
 報道されたような状況、何とかならないかと思います。

 ところで、昨日のゼミですが、師範代が歴史学研究会における報告の概要を説明して下さいました。鎌倉幕府成立期の政治過程に関する理解が、東京圏の研究者たちとはかなり隔たりのあることをあらためて認識させられました。
 そのあと、『吾妻鏡』の講読を18時半で切り上げ、10年ほど昔、盛んにコンパの開かれた、あの七条京阪の「まんぞう」で久しぶりの懇親の宴が催されました。私はお酒が好きではありませんし、夕刻になると身体の機能が著しく低下してしまう体質なので、乾杯の直後から一人で丼物を食べさせて頂いておりました。このパターンは、「お酒のみの男社会」の世間では通用しないでしょうね。
 帰りが遅くなって、大変だったと思いますが、今年度はメンバーが一新されましたし、よい親睦の機会になったことと思います。幹事役をつとめてくれた師範代に感謝したいと思います。
 そうこうするうちに、公開講座まで一ヵ月を切ってしまいました。

われらの途をゆけ-次回の『吾妻鏡』-

No.14458

 昨日は、公開講座など以外では久しぶりの懇親会ということで、メンバーみなさんと気楽な時間を過ごすことができました。ありがとうございます。

 先生ははじめからエンジン全開(?)でおどんぶりを召し上がっておられたのですが、他の皆さんもサラダやさつまいもフライを経由した後に、それぞれお茶漬けやおうどんに収斂してゆきました。
 また折に触れてこのような機会を作れたらよいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

 十年を超えて継続中の『吾妻鏡』のほうもよろしくお願いします。続けていくことが大事ですね。
 
 日時:2014年6月5日(木)午後3時頃~(予定)

 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』頼家・実朝期の振り返り(建永二年などの記事)

 ※まだまだしばらく“振り返り”を続けていきますが、それが終わった後の範囲は以下の通りです。
  なかなか“振り返り”が終わらないですけどね。

     承元四年(1210)正月一日、二月五日・十日・二十一日、三月十四日・二十二日、四月九日・十九日、五月六日・十一日・十四日・二十一日・二十五日、六月三日・十二日・十三日・二十日、七月八日・二十日、八月九日・十二日・十六日、九月十一日・十四日・三十日、十月十二日・十三日・十五日、十一月二十二日・二十三日・二十四日、十二月五日・二十一日の各条
     承元五年(建暦元年、1211)正月十日、閏正月九日、二月二十二日、三月十九日、四月二日・十三日・二十九日、五月四日・十日・十九日、六月七日・二十一日・二十六日、七月四日・十一日、九月十二日・十五日・二十二日、十月十三日・十九日・二十日・二十二日、十一月二日・三日・四日・二十日、十二月一日・十日・十七日・二十日・二十七日の各条

 6月も5日、12日、19日、26日の各木曜日に開催予定です。

 15:00ちょうどには参加者全員が集まらないと思いますので、だいたい揃ったところでぼちぼち始めていきたいと思います。集まるまでは雑談タイムです。
 
 『吾妻鏡』講読会は基礎的な史料読解のニーズにも対応しております。
 初夏の頃に何か新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞご自由にご参加ください。京都女子大の方限定ではありませんよ。