昨日の今日は夢うつつ

No.1311

皆さん、昨日はどうも。
某氏のとんでも本の書評は、やっているうちに気分が悪くなってきました。あんなレベルを相手にしないような高邁なNHKブックスを書きます(どんな本や?)。ああした人がいるから、教員任期制が必要だとか、学者は好い加減だとか言われるのかもしれませんね。それはおまえだ、だと。何を、ぼけ!
それはともかく、気炎を上げるとやはり喉がおかしくなり、耳鼻科で処方してもらったアズノール(特性トローチ)をなめても声が持ちませんでした。3曲目でダウンです。お聞きの通り、音程のコントロールが聞かなくなってしまいました。お耳汚しで申し訳ありません。
最初に店でジョッキ5杯、カラオケ中はジョッキ1杯で我慢し、仕上げと思ってサントリーバーに行くと、長村君とは旧知の井上敬介さんがおられ、歓談のうちにジョッキ2杯にウィスキーのお湯割り2杯、そろそろ宿に行こうと思ったとき、井上さんから出版祝をしようとか持ち掛けられ、賎しい根性の当方、ついついその話に乗って、木屋町のスナックでますます歓談時を忘れるうちに水割り6杯。宿に着いたのが午前二時でした。かくして今日の会議も夢うつつ。
それでも17時から古文書室の助手野田泰三氏と、天プラのかふうでまた一献。またまたサントリーバーでビールとウィスキー。しかし、阪急降りたら酔いも醒めました。
今日の会議の一つは、例の古代の人物の打ち合わせでした。野口先生、美川先生、近藤先生、清文堂の「古代の人物第6巻」、なかなか出なくて申し訳ありません。あと5名ですが、なかなか最後の一山が越えられません。近藤先生に書かない人達の名簿を渡して取立てをお願いしたいものです。

Re: 昨日の今日は夢うつつ

No.1312

元木先生、私が申し上げるのも何ですが、身体あってのご研究ですから、体調管理と飲み過ぎにはご注意を!

ところで、『古代の人物』ですが、私としても早く出て欲しいものです。拙説などもご紹介いただき、深く感謝致しておりますが、ご高著『源満仲・頼光』という最新の研究成果が出版された以上、拙稿は意味を持たなくなりますし、書き直しが必要になってきます。それにしても、我々の巻の原稿が出揃っても、出版は第一巻目からなんですよね・・・。編者のご苦労をお察しします。

Re: 昨日の今日は夢うつつ

No.1313

近藤先生、ご心配をおかけして申し訳ありません。一人身の気楽さ、それに思い切った発散がこれまでのエネルギーの源ですので、こういうこともあります。しかし、もう50も来ればすこし自重すべきかなとも思います。それに当方が病気になったり死んだりすると喜ぶやつがいるのも腹立たしいですし(物騒な言い方ですが)。
それはともかく、近藤先生の頼光論、拙著の論拠として大きな意味をもつものであり、価値を失うことなどありえません。ただ、拙著の記述で、改善できるところがありましたら、ご利用ください。
昨日の話し合いで、1巻、6巻平行で編纂するように話を持ってゆきました。当初の予定では番号順刊行、1巻にのみ全力投入のような話だったので、若干前進かもしれません。最終期限を区切って、それでも書けない方は・・・どんな御仕置が良いでしょうか、ご提案をお待ちします。

編者の権限。

No.1316

 小生も元木先生編の『古代の人物』(当初は『古代人物論集』だったと記憶しますが?)に「藤原隆家」を執筆させていただきました。元木先生の『源満仲・頼光』96ページで小生の教示として御紹介下さっている「平致光」のことを始め、中関白家の武力について、ここで詳しく述べておりますので、近藤先生同様、早々の出版を望むものです。
 原稿執筆については、引き受けてはみたものの、予定外のことが発生して期限を守れなくなるケースも多いと思いますので、むしろ、一定の時期を過ぎたら、編者側から執筆者に降りていただくようにした方が、執筆者の方も肩の荷が下ろせるように思います。
 また、出版社サイドは編者の権限をどのように考えているのでしょうか。そもそも、「編者」というのは、担当巻の各論のタイトルや執筆者の選定・変更に関して全面的な権限を有するから編者だと思うのですが・・・、そうでなければ「変じゃ」。
 今回の場合、ここに発表されるものが、デビュー2作目のような若い人もおられますから、なにしろ新鮮なうちに刊行が果たされますことを期待申しあげます。
 ご諮問の「御仕置き」につきましては、どこかで因果がめぐるといけませんので、摂関家における私的制裁の第一人者である元木先生の御判断をお待ちする所存です。

編者の実態

No.1322

野口先生の仰る通りと思います。もし私が選んだ執筆者がこんな状態ならそうしたでしょう。ところがこの巻の執筆者は、当方の意見と無関係に、監修者の推薦で決まった方もおられます。そうなると、なかなか引き摺り下ろすわけにも行きません。当方は、同じ巻で同一の執筆者が複数の人物を取り上げるべきだし、その人物を手がけたことのある執筆者に依頼すべきであると主張したのですが、却下されました。その時点でこんなことになる予感はしておりました。
書かない奴は、縛り上げて雪解け水が滴り落ちる下に立たせますかね。それとも手足をちょん切りますかね。何なら自力救済を断ち切る意味で首も切りますか(一体どうするのかね?)。
それはともかく、もし残る5名が投げ出した時は、どなたか何人かお引き受け願えますか。あとは全部、皇族・貴族の類です。それも道長とか白河とか大物ばっかし。
こうしてみると、武士が貴族より優れているかどうかはともかく、武士論研究者は貴族研究者より実務的に優れている人が多いようです。無論、そうでない人もおりますが。
ところで、今度は大阪グルメとカラオケ大会でもしましょう。歌は遠慮しますが、旨い店ならいくらでも。今度は中津の以登屋の出汁のよくきいたお好み焼きと、すぐ近くの串樽の串焼き二行きましょう。いかにも大阪らしく、また安価です。串樽では坂東英二とか、JALの客室乗務員のクルーとかを見かけました。

野口先生、申し訳ありません

No.1323

うっかりしておりました。拙著の注記でも、さっきのスレッドでも・・・。平致光の件、古代の人物のご報告で伺ったことでした。近藤、横澤両氏のご見解は「古代の人物」掲載予定の論文によるとしながら、野口先生のご見解は個人的なご教示扱いにしてしまいました。失礼の段、心からお詫び申し上げます。近藤先生のご忠告にもかかわらず、今日もサントリーバー。来年から学生部委員で、中核に革マルを相手にしないといけません。今日も、交差点やホームでは端に立ってはいけないなどと先輩の先生方からご指示を頂きました。あんなやつらと刺し違えて死ぬなら、飲んだくれて死んだ方がマシです。ホント。

とんでもありません。

No.1325

 いえいえ、本文の方で名前まで出して紹介していただいたのですから、恐縮の極みです。お気遣いなきように、お願い申しあげます。小生など、おそらく元木先生の御説に基づいた話を、いろいろなところで使わせていただいていると思います。
 それにいたしましても、冗談では済まない忠告ですね。中核とか革マルとか、とても懐かしい名前の組織が今でも健在なのですか。東京では拠点校は法政と早稲田でした。
 なんだか、グァム島で発見された横井庄一さんのことを思い出してしまいました。昔、知人や後輩にこうした組織のメンバーがいましたが、かれらは今、どうしていることやら。当時の学生はみんなそれなりに真剣でした。しかし、これは明治の学生で、セクトは忘れましたが、大学に行くとゲバ棒をふるい、バイトでは自民党の選挙応援をしているインチキな友人もおりました。
 さすがに、京女には、そういう組織はないようです。もっとも、ここのゼミが一番過激に活躍中かも知れませんが。