歴史ハイキングの実施の報告

山口博史
No.1267

 歴史グループ早雲では野口先生にご紹介いただきました、京都女子大学の母利美和先生のご案内で歩く歴史ハイキングの実施要綱が決まりましたので報告いたします。

第76回歴史ハイキング
「京における幕末維新の彦根藩」
実 施 日 2004年4月18日(日)
集合時間 午前10時
集合場所 京都市営地下鉄鞍馬口駅改札口
講  師 母利美和氏(京都女子大学助教授)
コ ー ス 彦根藩京屋敷①(鞍馬口通)~相国寺~盧山寺~九条     殿跡~京屋敷②(烏丸丸太町西)~頂妙寺~要法院~     京屋敷③〈解散〉
参 加 費 1000円(資料代、保険代等)
持 ち 物 弁当、水筒、筆記具等

 以上です。野口先生ご紹介有難うございました。興味のおありの方のご参加をお待ちしております。

幕末における彦根藩。

No.1272

 山口さん、お知らせ、ありがとうございます。
 いま、新撰組で京都の観光はまっ盛りですが、幕末の歴史、とくに朝幕関係について考察しようとする場合、彦根藩や井伊直弼に関する研究はきわめて重要だと思います。
 実は小生、大学院生時代に、当時、東大史料編纂所におられた故・吉田常吉先生(人物叢書『井伊直弼』や中公新書『唐人お吉』の著がある碩学)から、ときにはマンツーマンで(ときに美味しいケーキをご馳走になりながら)井伊直弼関係の史料をもとに、幕府による対調停工作にかんする講義を受けたことがあります(ある年度には小栗上野介の日記を読みました)。
 だから、専門外なのに、こう言えるのですが・・・
 幕末彦根藩研究の第一人者である母利先生から、御案内を頂けるということは、ほんものの京都幕末史に触れることの出来るたいへんなチャンスだと思います。ふるってご参加下さい。