教養科目「中世日本の社会」の教室をどうするか?

No.11776

 すでに昨日のことになってしまいましたが、17日の教養科目「中世日本の社会」は、300人収容というB514に教室を変更したにも拘わらず、まだ入りきれなかった学生さんがおられたようでした。ただ、これ以上大きい教室で空いているのは先週使用した600人収容のB501しかないようです。しかし、ここは広すぎて板書も見づらいと思いますので、しばらくB514を使って様子を見たいと思います。
 それにしても、レポートの回収のときなど一工夫必要なようです。
 履修生で何か御意見のある方は、当方にメールでお知らせ下さい。

【追記】
 ☆ 学習院大学の兵藤裕己先生より、先生の校注になる『太平記 一』(岩波文庫)を御恵送頂きました。これをテキストに南北朝時代の研究も活況を呈することになりそうです。『平家物語』も延慶本か『源平盛衰記』が文庫本出出ればよいと思うのですが・・・。
 兵藤先生に、あつく御礼を申し上げます。
 ※ 本の写真などFacebookの私のページに貼り付けましたので、御覧下さい。
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 ★ 一方、刊行を一日千秋の思いで待ち望んでいる元木泰雄編『中世の人物』第一巻ですが、版元の清文堂より、数日の刊行遅延の連絡がありました。アクシデントがありましたが、25日に清文堂に搬入されるように特別体制をとっているとのことです。
編集:2014/04/18(Fri) 09:41

日本の歴史のなかの鎌倉幕府-次回の『吾妻鏡』-

No.11858

 通常の史料講読(※振り返りですが)に戻りました。普段あまり鎌倉幕府や中世の史料に接する機会のない方にもそれらを身近に感じていただこうということで、雑駁ではありますが、時代区分やそれぞれの時代の特徴などについていろいろと意見交換ができたのはよかったと思います。
 次回のご案内です。

 日時:2014年4月24日(木)午後3時頃~(予定)

 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:『吾妻鏡』頼家・実朝期の振り返り(元久二年の記事)

 ※まだまだしばらく“振り返り”を続けていきますが、それが終わった後の範囲は以下の通りです。
  なかなか“振り返り”が終わらないですけどね。

     承元四年(1210)正月一日、二月五日・十日・二十一日、三月十四日・二十二日、四月九日・十九日、五月六日・十一日・十四日・二十一日・二十五日、六月三日・十二日・十三日・二十日、七月八日・二十日、八月九日・十二日・十六日、九月十一日・十四日・三十日、十月十二日・十三日・十五日、十一月二十二日・二十三日・二十四日、十二月五日・二十一日の各条
     承元五年(建暦元年、1211)正月十日、閏正月九日、二月二十二日、三月十九日、四月二日・十三日・二十九日、五月四日・十日・十九日、六月七日・二十一日・二十六日、七月四日・十一日、九月十二日・十五日・二十二日、十月十三日・十九日・二十日・二十二日、十一月二日・三日・四日・二十日、十二月一日・十日・十七日・二十日・二十七日の各条

 2014年5月も、1日・8日・15日・22日・29日の各木曜日に開催予定です。
 15:00ちょうどには参加者全員が集まらないと思いますので、だいたい揃ったところでぼちぼち始めていきたいと思います。集まるまでは雑談タイムです。
 
 『吾妻鏡』講読会は基礎的な史料読解のニーズにも対応しております。
 若葉の頃に何か新しいことをはじめてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞご自由にご参加ください。京都女子大の方限定ではありませんよ。