新しいメンバーも加わり、『紫苑』のゲラも再入稿しましたし。

No.10288

本日のゼミは共同研究室が蔵書整理中のため、私の研究室で行いました。嬉しいことに奈良女子大から新しく参加された方もあり、私も含めて9名で少し窮屈でしたが、講読した『吾妻鏡』の記事はなかなか面白いところでした。
 
 『紫苑』の初校ゲラも入稿。池嶋編集長が頑張ってくれました。
 また、岩田君から「お雛祭り」近しということで、御菓子の差し入れもいただきました。ありがとうございました。
 
 私も、本日でようやく年度の研究関係の事務処理に見通しをつけることが出来ました。
 明日は栃木県の小山市に調査に出かけます。ありがたいことに、現地の研究者の方が車で御案内下さるということなので、大きな収穫が期待できそうです。
 心配なのはお天気ですが、まさか先般の大雪のようなことにはならないいでしょう。

 ☆ 執筆を担当された関幸彦・岡田精一・菊池紳一・角田朋彦・久保田和彦・高橋典幸・長村祥知の七人の先生方から、関先生編の『武蔵武士団』(吉川弘文館)を御恵送頂きました。
 先生方にあつく御礼を申し上げます。
 当ゼミ古参メンバーである長村君が執筆を分担されているのが、私には大変嬉しいところです。

三月の雪-次回の『吾妻鏡』-

No.10293

 少しずつ春の気配も感じられる季節になってきましたが、『吾妻鏡』のほうも「京女の方限定ではない」感じになってきました。もうしばらく、いままで読んだ条文の振り返りをやっていきたいと思います。
 3月は、6日、13日とそのほか何回か開催予定です。

 次回の『吾妻鏡』のご案内です。

 日時:2014年3月6日(木)午後1時頃~(予定)

 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:頼家・実朝期の振り返り

 ※しばらく“振り返り”を続けていきますが、それが終わった後の範囲は以下の通りです。
     承元四年(1210)正月一日、二月五日・十日・二十一日、三月十四日・二十二日、四月九日・十九日、五月六日・十一日・十四日・二十一日・二十五日、六月三日・十二日・十三日・二十日、七月八日・二十日、八月九日・十二日・十六日、九月十一日・十四日・三十日、十月十二日・十三日・十五日、十一月二十二日・二十三日・二十四日、十二月五日・二十一日の各条
     承元五年(建暦元年、1211)正月十日、閏正月九日、二月二十二日、三月十九日、四月二日・十三日・二十九日、五月四日・十日・十九日、六月七日・二十一日・二十六日、七月四日・十一日、九月十二日・十五日・二十二日、十月十三日・十九日・二十日・二十二日、十一月二日・三日・四日・二十日、十二月一日・十日・十七日・二十日・二十七日の各条
 
 『吾妻鏡』講読会は基礎的な史料読解のニーズにも対応しております。「授業がない期間にも史料読みたいな…」という方は、まずは見学からでも、どうぞご自由にご参加ください。
 京都女子大の方限定ではありませんよ。