師走の13日の金曜日

No.10138

  押し詰まって参りました。
  ようやく、やる気になった仕事に取り掛かろうとすると、急ぎの用事が横から飛び込んできます。
  4回生は卒論で大変そうですが、「もう終わってしまった」という人もちゃんとおられます。しかし、昨日のゼミでも話題になりましたが、卒論を学生研究室で大勢の仲間と共にワイワイ言いながら書いているというのは、よく分からない構図です。
 子曰く、「論文は一人寂しく書くものです。」

 一方、当方は、また例年の如く、沢山の負債を抱えたまま年越しという事になりそうです。
  ただ、今年の負債の内容は例年と異なるものもあるようです。

  さて、来年は、お正月に栃木県小山市で「野木宮合戦」、
  http://www.city.oyama.tochigi.jp/kanko/event/rekimachi_koenkai.html
二月に埼玉県深谷市で「畠山重忠」をテーマにした講演をさせていただきます。

☆ 神戸大学の市沢哲先生より、先生の責任編集による『週刊 新発見!日本の歴史 22 南北朝の動乱に迫る』を御恵送頂きました。
 市沢先生にあつく御礼を申し上げます。

神様は言いました「卒論、大勢で書くこと能わず」-次回の『吾妻鏡』-

No.10139

 神様も大変ですね。卒論・修論その他に取り組んでおられるみなさん、どうぞ引きつづきご自愛ください。神様も卒論を提出前に他人様に読んでもらうことまでは禁じていないはずなので、早めに書けたという方は、いちど誰かに読んでもらうと良いと思います。思いがけず、いろいろなご指摘をいただけるものと思います。

 講読会ではずっと「頼家・実朝期」の振り返りを続けていますが、もうしばらくお付き合いいただきたいと思います。。
 なお、12月の講読会は19日が最後の予定です。

 日時:2013年12月12日(木)午後3時頃~(予定)

 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:頼家・実朝期の振り返り

 ※しばらく“振り返り”を続けていきますが、それが終わった後の範囲は以下の通りです。
     承元四年(1210)正月一日、二月五日・十日・二十一日、三月十四日・二十二日、四月九日・十九日、五月六日・十一日・十四日・二十一日・二十五日、六月三日・十二日・十三日・二十日、七月八日・二十日、八月九日・十二日・十六日、九月十一日・十四日・三十日、十月十二日・十三日・十五日、十一月二十二日・二十三日・二十四日、十二月五日・二十一日の各条
     承元五年(建暦元年、1211)正月十日、閏正月九日、二月二十二日、三月十九日、四月二日・十三日・二十九日、五月四日・十日・十九日、六月七日・二十一日・二十六日、七月四日・十一日、九月十二日・十五日・二十二日、十月十三日・十九日・二十日・二十二日、十一月二日・三日・四日・二十日、十二月一日・十日・十七日・二十日・二十七日の各条

 『吾妻鏡』講読会は基礎的な史料読解のニーズにも対応しております。本格的な冬の訪れを感じさせる季節に何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞご自由にご参加ください。
 京都女子大の方限定ではありませんよ。