現代社会学部ゼミ配属希望調査の第2次募集開始

No.10132

 この掲示板は、いろいろな立場の人が御覧になっていることと思いますが、まずは本学現代社会学部の皆さんへ。
 ゼミ配属希望調査の第2次募集が12月06日(金)12時半からはじまりましたので、未決定の方はお忘れなきように。

 次に、来年正月11日に、栃木県の小山市で寿永2年(1183)の「野木宮合戦」をテーマにしたお話しをさせて頂く事になりましたので、その御案内。詳細は下記をごらん下さい。
   http://www.city.oyama.tochigi.jp/kanko/event/rekimachi_koenkai.html
 小山政光の妻「寒河尼」の存在と役割についても触れたいと考えています。

 海外の金融市場で活躍している、ある国際経済の専門家の指摘によれば、日本の政治家が「特定秘密保護法」などで火遊びをしていられるのも、実は経済・金融危機の崖っぷちにたたされているにも拘わらず、世情がうかれているからだそうです。
  「うかれて」「火遊び」・・・。なるほど、よく、いまの社会の実態をつかんでいると思います。内側にいると見えにくいものが、外からはよく見えるのでしよう。

 来週月曜日のⅢ講時、国文学科一回生の方たちを対象にして仏教学の月例礼拝の時間に「大学と社会」というテーマで講話をさせて頂く予定です。
 今日はそのための資料づくりと、研究所『研究紀要』に載せる拙文の初校校正を行いました。

 【追記】 私の出身高校の後輩にあたる(と言っても、まだ書信の遣り取りだけで、お目にかかったことはないのですが)大薮海先生より、新刊の御高著『室町幕府と地域権力』(吉川弘文館)を御恵送頂きました。
 「あとがき」には、私の最初の論文集の「あとがき」のように少年時代以来のエピソードが語られていて、またしても親近感を覚えております。
 しかし、私が補欠で結局交付されることのなかった科研の出版助成金で、歴史書の老舗から初の論文集を出版されたのは見事でした。
 大薮先生に、あつく御礼を申し上げると共に、今後ますますの御活躍を祈念する次第です。
編集:2013/12/06(Fri) 23:42

枯れ葉舞う 北風はきびしさを増す-次回の『吾妻鏡』-

No.10133

 卒論・修論その他に取り組んでおられるみなさん、どうぞご自愛ください。

 ずっと「頼家・実朝期」の振り返りを続けていますが、もうしばらくお付き合いください。
 なお、12月の講読会は12日・19日に開催予定です。

 日時:2013年12月12日(木)午後3時頃~(予定)

 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:頼家・実朝期の振り返り

 ※しばらく“振り返り”を続けていきますが、それが終わった後の範囲は以下の通りです。
     承元四年(1210)正月一日、二月五日・十日・二十一日、三月十四日・二十二日、四月九日・十九日、五月六日・十一日・十四日・二十一日・二十五日、六月三日・十二日・十三日・二十日、七月八日・二十日、八月九日・十二日・十六日、九月十一日・十四日・三十日、十月十二日・十三日・十五日、十一月二十二日・二十三日・二十四日、十二月五日・二十一日の各条
     承元五年(建暦元年、1211)正月十日、閏正月九日、二月二十二日、三月十九日、四月二日・十三日・二十九日、五月四日・十日・十九日、六月七日・二十一日・二十六日、七月四日・十一日、九月十二日・十五日・二十二日、十月十三日・十九日・二十日・二十二日、十一月二日・三日・四日・二十日、十二月一日・十日・十七日・二十日・二十七日の各条

 『吾妻鏡』講読会は基礎的な史料読解のニーズにも対応しております。本格的な冬の訪れを感じさせる季節に何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞご自由にご参加ください。
 京都女子大の方限定ではありませんよ。