ムサノ世ニナリニケルナリ―次回の『吾妻鏡』―

No.10119

 昨日(11/14)の講読会ではほぼまるまる『愚管抄』の記事を読みました。慈円のいう「武者」については、しっかり考えてみないといけないと思いました。

 次回の『吾妻鏡』のご案内です。

 日時:2013年11月21日(木)午後3時頃~(予定)

 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:頼家・実朝期の振り返り

 ※しばらく“振り返り”を続けていきますが、それが終わった後の範囲は以下の通りです。
     承元四年(1210)正月一日、二月五日・十日・二十一日、三月十四日・二十二日、四月九日・十九日、五月六日・十一日・十四日・二十一日・二十五日、六月三日・十二日・十三日・二十日、七月八日・二十日、八月九日・十二日・十六日、九月十一日・十四日・三十日、十月十二日・十三日・十五日、十一月二十二日・二十三日・二十四日、十二月五日・二十一日の各条
     承元五年(建暦元年、1211)正月十日、閏正月九日、二月二十二日、三月十九日、四月二日・十三日・二十九日、五月四日・十日・十九日、六月七日・二十一日・二十六日、七月四日・十一日、九月十二日・十五日・二十二日、十月十三日・十九日・二十日・二十二日、十一月二日・三日・四日・二十日、十二月一日・十日・十七日・二十日・二十七日の各条

 『吾妻鏡』講読会は基礎的な史料読解のニーズにも対応しております。秋の深まりを感じる季節に何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞ「ご自由に」ご参加ください。
 京都女子大の方限定ではありませんよ。

「ムサクルシイ世ニナリニケルナリ」(痔炎『求勧賞』)

No.10120

 タイトルは師範代に張り合ってみただけのことですので、悪しからず。

 目下、12月1日(日)に千葉県市原市で開催される市制50周年セミナー「動乱の上総国府を治める」で、お話しさせて頂く講演の資料を作成しています。
 18日までにお送りしなければならないのですが、どうも風邪をひいてしまったようで頭痛に苛まれていて捗りません。やはり何はともあれ「健康第一」です。
 しかし、そんな時でも、つまらないダジャレをタイトルに書いていたりして、悪癖は病に勝るのでしょうか?

 出版社の方から、復刊された論文集の売れ行きが好調であるというお知らせを頂いて安堵しております。関東では15日、関西では16日の『読売新聞』に広告が載るそうです。

 【追記】 1月5日の史跡散歩ですが、宇治陵では、当然、「岡屋関白」こと近衛兼経のお墓にも行く予定です。