「冬の時代」を阻止せよ!

No.10117

 なぜか、このところ、私は、河内源氏、とくに源頼義・義家父子の再来を夢に見ることがあります。 
 
 ところで、本日(12日)の「基礎演習Ⅱ」・「演習Ⅱ」の発表は私にとってもよい勉強になりました。とくに「死刑」についての西川さんの報告は、要領よくまとめられていたと思いました。
 しかし、時間の関係で一度に二名で行わなければならないのが残念。やはり半期のゼミで17人というのは多すぎるようです。

 一昨日、「木幡浄妙寺跡・宇治陵の見学会」についてお知らせしましたが(>>No.10115)、なかなか反響が大きく、若手の研究者からフランス人の方まで、多彩な顔ぶれが集まりそうです。キャンパスプラザで私の講義を聴いて下さっている京都外大の学生さんからも申し込みを頂きました。
 また、新たなネットワークを作る機会になればよいと思っています。

 それにしても寒いですよね。
編集:2013/11/13(Wed) 00:09

『中世宇都宮氏の世界』が出ました。

No.10118

 来年正月の木幡浄妙寺などの見学会ですが、髙橋昌明先生から、参加される旨の御連絡を頂きました。

 ☆ 高知大学の市村高男先生、栃木県立博物館の江田郁夫先生、栃木県立小山南高校の松本一夫先生の御連名で、市村高男編著『中世宇都宮氏の世界』(彩流社)を御恵送頂きました。
 下野・豊前・伊予の宇都宮氏が様々な視角から論じられています。中世武士論に関心のある方は必読。
 私も、近く刊行予定の『中世の人物』(清文堂)の第三巻(平雅行先生の編)に「宇都宮頼綱」を執筆して、すでに提出してあるのですが・・・。
 市村先生・江田先生・松本先生に、あつく御礼を申し上げます。

 こういう本を、佐賀や鹿児島の研究者と協力して千葉氏でも出したいものですね。