お彼岸の頃の『吾妻鏡』

No.10068

 後期のゼミも動き出しました。19日は夏休み期間中のことなどについて、みなさんからのお土産などもいただきながらいろいろとお話しできました。私の旅行の話なども聞いていただいてありがとうございます。
 次回からまた本格的に講読も再開したいと思います。

 日時:2013年9月26日(木)午後3時頃~(予定)

 場所:京都女子大学L校舎 3階 共同研究室
 範囲:頼家・実朝期の振り返り

 ※しばらく“振り返り”を続けていきますが、それが終わった後の範囲は以下の通りです。
     承元四年(1210)正月一日、二月五日・十日・二十一日、三月十四日・二十二日、四月九日・十九日、五月六日・十一日・十四日・二十一日・二十五日、六月三日・十二日・十三日・二十日、七月八日・二十日、八月九日・十二日・十六日、九月十一日・十四日・三十日、十月十二日・十三日・十五日、十一月二十二日・二十三日・二十四日、十二月五日・二十一日の各条
     承元五年(建暦元年、1211)正月十日、閏正月九日、二月二十二日、三月十九日、四月二日・十三日・二十九日、五月四日・十日・十九日、六月七日・二十一日・二十六日、七月四日・十一日、九月十二日・十五日・二十二日、十月十三日・十九日・二十日・二十二日、十一月二日・三日・四日・二十日、十二月一日・十日・十七日・二十日・二十七日の各条

 『吾妻鏡』講読会は基礎的な史料読解のニーズにも対応しております。夏休み後に再開する段になっても一向に夏の気配が消えませんが、そんな季節に何か新しいことを始めてみようという方は、まずは見学からでも、どうぞ「ご自由に」ご参加ください。京都女子大の方限定ではありませんよ。

 ゼミ再開でメンバー再会。私は最下位?

No.10069

 昨日のゼミ。現役ゼミメンバーが全員集合。各地からのお土産を頂きました。
 師範代による欧州遠征の御報告は映像による解説付き、そのうえ現地の御菓子を頂きながら拝聴したので気分も乗って楽しめました。
 秋は近場でもいろいろ出かけましょう。

 ところで、来月11日(金)に研究室においで下さる御客人ですが、研究室に来られる時刻は15時ということになりました。お目にかかりたい方は、この時間にどうぞ。

 それから、前に御案内したように、私の最初の論文集『坂東武士団の成立と発展』が再刊の運びとなりましたが、その再校が終了。私の手から離れました。
 一応、正式には10月20日刊行予定ということになっているようですが、12~13日の日本史研究会の大会で販売が開始されることになるようです。A5版 上製、予価6,000円+税とのこと。
  旧版の古本屋市場における近年の相場の五分の一くらいの価格でしょうか。

 中世前期の武士論を卒論に選んだ史学科学生諸君に活用して頂ければ幸いです。