今日、京都は五山送り火。

No.10047

 大文字の送り火が済むと京都は秋の風情に・・・というのは昔の話のようです。

 今日は午後に、洛中で、ある会議に出なければならないのですが、その前に昔の職場で開催されている特別展を見てこようかと思っています。

 さて、恐縮ながらも、また、阿波国のことで、乞う御教示!

 福家清司氏「鮎喰川流域の武士団」(『神山町史』上巻 第四節)に、徳島県神山町勧善寺所蔵「大般若経」(南北朝期書写)奧書の中に、上一宮大粟神社のことを「田口大明神」と称したものがあると述べられているのですが、この奥書の記事はどこかで翻刻・紹介などされているのでしょうか。ぜひ確認したいので、御教示頂ければ幸いです。

 ちなみに、Facebookに、この上一宮を分祠・勧請して創建されたという一宮神社の写真を載せておきました。

 ☆ 千葉県南房総市で石造文化財の研究に取り組んでおられる早川正司先生より、御高論「館山市千手院の石造千手三尊について」掲載の『房総の石仏』22、同じく「薩摩屋所墓地所在の石造三層塔について」(『歴史考古学』60)および先生の御編になる『「鴨川の石造遺物百選」図録 採録資料銘文集』(鴨川市教育委員会)、ならびに鴨川市教育委員会『鴨川の石造遺物百選』・鴨川市郷土資料館『鴨川の石造遺物100選』を御恵送頂きました。
 早川先生に、あつく御礼を申し上げます。