木幡浄妙寺で西門検出 本日現地説明会

No.10020

今朝になってから知った情報ですが、藤原道長によって建立された浄妙寺の西門跡が宇治市の発掘調査で検出され、その現地説明会が本日午後1時30分から行われるとのことです。

 宇治市のHPでは見つかりませんでしたので(私には)、詳細は↓を御覧下さい。
     http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130711/wlf13071119500016-n1.htm
JRと地下鉄六地蔵駅からは東へ500メートルくらいのところです。近所なので散歩がてら出かけてみようと思っています。
編集:2013/07/13(Sat) 09:50

遠くの雷鳴を聴きながら。

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 猛暑の中、行ってきました。西門は礎石も出ていました。白川金色院の惣門と同規模の四脚門だったとのことです。門の前から柵列が出ていて、その理由はいろいろ考えられるようですが、この門は西方浄土に向かう門ですから、そういった側面からの検討が必要なように思いました。そして、今も機能している門前を南北に走る道路は、大亀谷を経て京都に繋がるものだったようです。
 現説(現地説明会)の間中、遠くで雷鳴。しばしばマイクの音が途切れたのはそのためか?現説が終わって30分ほどすると大豪雨。私は近くのスーパーで買い物をする予定があったので、幸い雨には降られませんでしたが、低地の道路が冠水している怖れがありますので、帰路、ガソリンスタンドに寄るのは断念しました。

それにしても、いつも思うのは、発掘調査の現説に来るのがお年寄りばかりであることです。私もその一人ですけれども。
 若い人の歴史離れは「異常」を通り越しています。こんな状況でグローバリズムだとかいって、国語や日本史の教育(学校のみならず家庭や地域におけるものも含む)を疎かにしていると、「日本」(さまざまな意味を込めて)は消滅すると思います。杞憂であれば良いのですが。

 現説の写真は、追ってFacebookの方に掲載したいと思います。